peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

マリーゴールド/マンジュギク/センジュギク

2008年08月16日 | Weblog
一関市大東町摺沢のマリーゴールド
 2008年8月7日







2008年8月7日(木)、県道19号線(一関~陸前高田)沿いに作られた
一関市大東町摺沢の下摺沢自治会の花壇に植えられたマリーゴールド
が見ごろを迎えていました。




マリーゴールドキク科 マンジュギク(タゲテス)属
Tagetes spp.
メキシコ原産の1年草。夏から秋の庭や花壇を飾る。古くから改良が
進み、園芸種として多数の品種があるが、大別してフレンチ種アフリカン種
との2つの系統が育成された。また、両種の交雑種の系統もある。日当
たりと水はけのよい土地を好み、性質が非常に強く、花も沢山咲く。
フレンチ・マリーゴールド(和名:マンジュギク、クジャクソウ)
Tagetes patula

は、メキシコ、グアマテラ原産の1年草。茎が紫色を帯び、よく枝分か
れして高さ20~50cmほどになる。葉は羽状複葉で対生し、独特の臭気が
ある。花は短日性が強いので春と秋によく咲き、夏は葉が茂るだけのこ
ともある。
頭花は直径3~5cmの一重、八重咲きで、外側に舌状花、中心に筒状花
がある。筒状花がよく発達したボール状の品種もある。花色は舌状花が
黄色や橙色、赤褐色、斑入りなど。筒状花は黄、橙色。園芸品種にディ
スコ・フレームcv.Disco frame、プチ・ハーモニーcv.Petit Harmony、
エスパーニャ・レッド・マリエッタcv.Espana Red Marietta、ハーレク
インcv.Harlequinなどがあり、霜が降りる晩秋まで咲き続ける。
アフリカン・マリーゴールド(和名:センジュギク)
T.erecta
は、メキシコ原産の1年草。直立性で高さ60~80
cmになり、上部で少し枝分かれする。夏から秋にかけてよく開花する。
頭花は数が少ないが、大形で直径6~12cmもあり、八重ないし万重咲き。
花色は黄色と橙色が多いが、淡黄、乳白など。園芸品種にトレビアン・
イエローcv.Tresbien Yellowなどがある。
交雑種
は3倍体で、フレンチ種より強健。レッド・ナゲットcv.Red Nugget
などがある。花壇、鉢物用。ホソバクジャクソウT.tenuifoliaも一部栽培
されている。
[栽培]春播きは初夏から秋まで開花するが、夏の高温期に開花を休むこと
が多い。

マンジュギク(タゲテス)属 Tagetes
熱帯及び温帯アメリカとアフリカ(1種)に、約50種が分布する1年草
または多年草。属名はエトルリアの神の名タゲースTagesにちなむ。