平泉中尊寺のウバユリ(姥百合)
2008年7月26日
2008年7月26日(土)、平泉町中尊寺に行きました。金色堂の向こ
う側にある弁財天堂の池のほとりに「ウバユリ(姥百合)」が花を
咲かせていました。
一関市厳美町のオオウバユリ(大姥百合)
2007年7月28日
2007年7/28(土)、一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215)
主催の講座「骨寺村史料を読んでみよう」に参加するために、厳
美町にでかけたついでに、国道342号線(一関~須川岳)沿いに
ある市野々原公民館前にある「イワナ屋」まで足をのばしました。
ここの岩魚は、新鮮な沢水を流し入れた水槽に魚を泳がせておい
て炭火焼き(イワナ1尾350円)にするので、とてもおいしいので
年に数回は行きます。ただ、観光シーズンの土曜日と日曜日しか
店を開いていませんので注意が必要です。
ところで、このイワナ屋のすぐ近くでウバユリ(姥百合)の変種で、
本州の中部地方以北と北海道に分布する「オオウバユリ(大姥百合)」
が花を咲かせていました。
ウバユリ(姥百合)ユリ科 ウバユリ属
Cardiocrinum cordatum
山野の湿った草地や林の中などに生える多年草。地下に白い鱗茎
があり、鱗茎が成熟して大きくなると、太い茎が伸びて花を咲かせ
る。この頃にはその株の鱗茎は消滅し、そばに新しい鱗茎が生まれ
る。茎は中空で、高さは60~100cm。
葉は茎の下方に数枚集まってつき、長さ15~25cmの卵状楕円形で、
基部はハート形。単子葉植物の中では珍しく、脈は網状で、長い葉
柄がある。
7~8月、茎の上部に緑白色の花が数個(2~4個)横向きにつく。
花は長さ10cmほどで、先はあまり開かない。花はユリのような派手
さはないが香りが良い。
果実は楕円形で熟すと3つに割れる。種子は三角形で周囲に広い膜
があり、風に乗って飛ばされる。
分布:本州(関東地方以西)~九州
オオウバユリ(大姥百合)Cardiocrinum cordatum var.glehnii
本州の中部地方以北と北海道に分布する変種の「オオウバユリ(
大姥百合)var.glehnii」は、ウバユリより大形で、高さは1~1.5m
になり、葉は丸みがある。
花も長さ15cmほどあり、その数も多く、ふつう10~20個つく。
和名の「ウバ(姥)」は、花が咲く頃には、根元の葉が枯れてなく
なるので、「葉なし」を「歯なし」にかけて、姥(老女)に見立て
たものという。実際には開花時にも葉が残ることが多い。
別名:カバユリ(樺百合)
2008年7月26日
2008年7月26日(土)、平泉町中尊寺に行きました。金色堂の向こ
う側にある弁財天堂の池のほとりに「ウバユリ(姥百合)」が花を
咲かせていました。
一関市厳美町のオオウバユリ(大姥百合)
2007年7月28日
2007年7/28(土)、一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215)
主催の講座「骨寺村史料を読んでみよう」に参加するために、厳
美町にでかけたついでに、国道342号線(一関~須川岳)沿いに
ある市野々原公民館前にある「イワナ屋」まで足をのばしました。
ここの岩魚は、新鮮な沢水を流し入れた水槽に魚を泳がせておい
て炭火焼き(イワナ1尾350円)にするので、とてもおいしいので
年に数回は行きます。ただ、観光シーズンの土曜日と日曜日しか
店を開いていませんので注意が必要です。
ところで、このイワナ屋のすぐ近くでウバユリ(姥百合)の変種で、
本州の中部地方以北と北海道に分布する「オオウバユリ(大姥百合)」
が花を咲かせていました。
ウバユリ(姥百合)ユリ科 ウバユリ属
Cardiocrinum cordatum
山野の湿った草地や林の中などに生える多年草。地下に白い鱗茎
があり、鱗茎が成熟して大きくなると、太い茎が伸びて花を咲かせ
る。この頃にはその株の鱗茎は消滅し、そばに新しい鱗茎が生まれ
る。茎は中空で、高さは60~100cm。
葉は茎の下方に数枚集まってつき、長さ15~25cmの卵状楕円形で、
基部はハート形。単子葉植物の中では珍しく、脈は網状で、長い葉
柄がある。
7~8月、茎の上部に緑白色の花が数個(2~4個)横向きにつく。
花は長さ10cmほどで、先はあまり開かない。花はユリのような派手
さはないが香りが良い。
果実は楕円形で熟すと3つに割れる。種子は三角形で周囲に広い膜
があり、風に乗って飛ばされる。
分布:本州(関東地方以西)~九州
オオウバユリ(大姥百合)Cardiocrinum cordatum var.glehnii
本州の中部地方以北と北海道に分布する変種の「オオウバユリ(
大姥百合)var.glehnii」は、ウバユリより大形で、高さは1~1.5m
になり、葉は丸みがある。
花も長さ15cmほどあり、その数も多く、ふつう10~20個つく。
和名の「ウバ(姥)」は、花が咲く頃には、根元の葉が枯れてなく
なるので、「葉なし」を「歯なし」にかけて、姥(老女)に見立て
たものという。実際には開花時にも葉が残ることが多い。
別名:カバユリ(樺百合)