peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「千厩野草の会」の寒葵(かんあおい) 2013年3月30日(土)

2013年04月01日 | 植物図鑑

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(上3つ)カンアオイ(寒葵)’玉霰(たまあられ)’:小型の丸い葉で、灰緑色の霰斑が入ります。
        淡い下がり藤
が出ることもあります。

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(上)オトメカンアオイ(乙女寒葵)

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2013年3月30日(土)、千厩野草の会(金野昌敏・会長)主催の「春の雪割り草展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで、3/30(土)・3/31(日)9:00~17:00時の日程で開催中だったので、見に行ってきました。「雪割り草展」となっていただけに、大部分が雪割り草でしたが、そのほかの鉢植えも沢山展示されていました。

これらの中に一鉢ずつでしたがカンアオイ(寒葵)’玉霰(たまあられ)’オトメカンアオイ(乙女寒葵)という名のカンアオイ(寒葵)の仲間がありました。

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(下3つ)カンアオイ(寒葵)’玉霰(たまあられ)’

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http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_commu_topic_comment_id=4980&num=2 [カンアオイ’玉霰’:みんなの趣味の園芸]

http://www.e878.net/shopdetail/019004000060/order/ [細辛「玉霰」:細辛:カンアオイ:四国ガーデン株式会社] 小型丸葉の照り葉品種で細かな霰模様がかわいらしい。

http://blogs.yahoo.co.jp/hinatabokko2008/29521351.html [ヒメカンアオイ 玉霰:無芸大食:Yahoo!ブログ]

http://ganshuku.sakura.ne.jp/63_2fuiriki1.html [斑入り植物 草本2:カンアオイ(玉霰)を含む]

(下3つ)オトメカンアオイ(乙女寒葵)

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http://kusa0516.moo.jp/top/kan/4/b1.htm [カンアオイのコレクション:43.オトメカンアオイ「富士乙女」黄素心、44.オトメカンアオイ「富士乙女」黄素心、青軸ほか]

カンアオイ(寒葵) ウマノスズクサ科 カンアオイ(アサルム)属 Heterotropa kooyana var.nipponica

山地の林内に生える常緑の多年草。花は地際から出て、花弁のように見えるのは萼で花弁はない。葉は卵形で表面に白味を帯びた斑が入る。地域により多くの種がある。

花期:10~2月。分布:本州(関東~東海地方)。

栽培:棚下など湿度のある半日陰で管理するが、新葉が展開する頃は日に当てる。冬期は凍結しないように注意する。過湿になると根腐れを起こすため乾き気味にし、乾いたら充分に灌水する。肥料を好むので、有機質の肥料を多めに与える。植え替えは2~3年ごとの春先の芽出し前か秋に行い、株分けをする。株は小分けしても良いので、1~2節で切り分け、赤玉土・硬質鹿沼土の混合土(各中粒)などで植える。増殖は株分け、実生で、実生は開花までに4~5年かかる。タネは採り播きし、本葉が出たら移植する。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

http://hanapon.karakuri-yashiki.com/saisintokanaoi.html [細辛とカンアオイのコラム:細辛とカンアオイの変わり者たち]


一関市「千厩野草会」の雪割草(その2) 2013年3月30日(土)

2013年04月01日 | 植物図鑑

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(上2つ)唐子咲き

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(上3つ)千重咲き

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2013年3月30日(土)、千厩野草の会(金野昌敏・会長)主催の「春の雪割り草展」が、千厩ショッピングモール・エスピアで、3/30(土)・3/31(日)9:00~17:00時の日程で開催中だったので、見に行ってきました。「雪割り草展」となっていただけに、大部分が雪割り草でしたが、そのほかの鉢植えも沢山展示されていました。

「雪割草」はミスミソウ・スハマソウ・オオミスミソウ・ケスハマソウの選抜種または交配種を指し、サクラソウ科のユキワリソウとは全く異なる植物です。花色や花形の変化に富む雪割草は、古くは江戸時代から栽培されていた記録があります。近年では育種が進み、色とりどり、花形も様々な花が作出されています。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・育てる調べる山野草2525種」より]

展示されていた雪割草のほとんどに名札がなく、名前がわかりませんでしたので、図鑑の「雪割草の咲き方分類(全11タイプ)」を見ながら分類してみました。

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(下2つ)唐子咲き:雌しべが弁化して大きく捩れるタイプ。雄しべを残すものもある。この鉢には「桃源」という名札がついていました。

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http://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NSO626&prev=enable [雪割草・桃源:タキイネット通販]

http://item.rakuten.co.jp/kairyoen-e-flower/10006877/ [楽天市場:雪割草 桃源]

(下3つ)千重咲き:雄しべ・雌しべとも完全に弁化するタイプ。複色花は特に豪華。

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キンポウゲ科 ミスミソウ(ヘパティカ)属 Hepatica:北半球の温帯に約10種分布する匍匐性多年草。アネモネ属やオキナグサ属Pulsatillaと近縁で、アネモネ属に含めて扱われることもある。

ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科 ミスミソウ(ヘパティカ)属 Hepatica nobilis ver.japonica

本州中部以西、四国、九州北部に自生する多年草。別名:ユキワリソウ(雪割草)。根茎は長く、葉は3中裂し、葉裂片は鋭頭。花弁状の萼片は6~8、楕円形または長楕円形。花色は一般的に白だが変異もある。’平和’などの園芸品種がある。園芸的にはやや大型のオオミスミソウf.magnaが優れ、江戸時代には多彩な色合いの品種が栽培され、現在も愛好家の間で保存されている。栽培:繁殖は種子か株分け。花期:早春。

スハマソウ(州浜草) キンポウゲ科 ミスミソウ(ヘパティカ)属 H.nobilis var.japonica f.variegata

本州と四国に分布し、ミスミソウやオオミスミソウの変種と考えられる。これら2種の葉は、3中裂する裂片の先端が鋭頭で、総苞葉は鋭頭から鈍頭になる。これに対して本種は葉の裂片が鈍頭で総苞葉が鈍頭から円頭になる。葉質はやや厚く、暗緑色で光沢なく、ときには白斑がある。花は径1~1.5㎝、直下に卵状楕円形で緑色の3総苞がつく。萼片は花弁状で6~8、長楕円形で白色が基本だが、ときに紅色あるいは紫色のものもある。園芸品種’桜姫’などがある。

栽培:春は日がよく当たり、夏は日陰になる落葉樹の下を好む。株の植付けは秋または花どき、種子は開花後に結実したものを取播きすると、翌春に発芽する。花期:暖地では2月。寒冷地では5月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39875494&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩野草会の雪割草/ミスミソウ(三角草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42226204&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「千厩野草の会」の雪割草(その1)]

http://iwasaki-engei.co.jp/item/yukiwari/index.html [雪割草:岩崎園芸]