peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「千厩野草の会」のバイカオウレン(梅花黄連) 2013年3月30日(土)

2013年04月14日 | 植物図鑑

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2013年3月30日(土)、千厩野草の会(金野昌敏・会長)主催の「春の雪割り草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で、3/30(土)・3/31(日)9:00~17:00時の日程で開催中だったので、見に行ってきました。「雪割り草展」となっていただけに、大部分が雪割り草でしたが、そのほかの鉢植えも沢山展示されていました。

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これらの中に花を咲かせたバイカオウレン(梅花黄連)が一鉢だけ展示されていました。一関地方では、この時期野生のものはまだ咲いていないと思います。

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バイカオウレン(梅花黄連) キンポウゲ科 オウレン属 Coptis quinquefolia

針葉樹林に多い多年草。花に白い花弁状の萼片が5個あり、中心部に黄色の小さな花弁が集まって、梅の花のように見えるのでこの和名がある。葉は5個の小葉がある掌状複葉で、ウコギ(五加)の仲間の葉と形が似ていることから、ゴカヨウオウレン(五加葉黄連)とも呼ばれる。花期は4~6月。花の頃は高さ5~15㎝。花は直径1.5㎝ほど。果実はオウレンより少し小さいが、同じように放射状に並ぶ。分布:本州(福島県以西)、四国。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑・春の花」より]

http://www.yasashi.info/ha_00038.htm [バイカオウレンとは:ヤサシイエンゲイ]

http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result18150.htm [バイカオウレン:植物図鑑・撮れたてドットコム]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-96 [バイカオウレンの育て方:みんなの趣味の園芸]

http://www.yasashi.info/o_00027.html [オウレンとは:ほぼふつうの植物図鑑:ヤサシイエンゲイ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34364406&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:北上市珊瑚岳のセリバオウレン(芹葉黄連)]


世界の椿館・碁石の洋種椿 ファッショネイト 2013年2月28日(木)

2013年04月14日 | 植物図鑑

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2013年2月28日(木)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。

世界の椿館・碁石では、世界13カ国(アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ベルギー、フランス、ポルトガル、イタリア、中国、ベトナム、フィリピン、台湾、日本)450種の椿と四季折々の花卉(かき)を植栽展示しています。1月17日(木)に行ったときには、全体の半分ほども花が咲いていませんでしたが、この日はほとんどの木が花を咲かせていました。

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(下)大温室「海外産の椿」コーナーに植えられていた「ファッショネイト」という名の洋種椿が、ピンク色で八重咲きの花を沢山咲かせていました。

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洋種椿 ファッショネイト ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia japonica cv.?


一関遊水地記念緑地のヤマネコヤナギ(山猫柳)/バッコヤナギ(跋扈柳)&ホトケノザ(仏の座)  201

2013年04月14日 | 植物図鑑

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(上4つ)ヤマネコヤナギ(山猫柳)と思われる樹木。高い木はシダレヤナギ(枝垂柳)

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(上2つ)ホトケノザ(仏の座)

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2013年4月11日(木)、一関遊水地記念緑地(一関市狐禅寺字石ノ瀬98-1)に行ってみました。この公園には、今の時期は未だほとんど花を咲かせていませんが、「桜の見本市」のように、桜の木が沢山植えられています。特に「四季桜」や「十月桜」のように晩秋から花を咲かせる桜があるので行ってみたのでした。四季桜はほとんど花を付けていませんでしたが、「十月桜」というプレートを付けた桜の木が、花を咲かせていました。

また、北入口駐車場近くの「せせらぎ広場」には、人工の「せせらぎ」が造られていますが、そのそばに植えられているシダレヤナギ(枝垂柳)が、花穂と若葉を沢山付けていました。

また、この枝垂柳のすぐ傍(下)に植えられているヤマネコヤナギ(山猫柳)と思われる樹木が、沢山花を咲かせていました。

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(下6つ)ヤマネコヤナギ(山猫柳)と思われる樹木。

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ヤマネコヤナギ(山猫柳) ヤナギ科 ヤナギ属 Salix bakko

別名:バッコヤナギ(跋扈柳)。丘陵から山地の日当たりの良い所に多い落葉高木。高さは10~15m。葉は互生し、長さ8~15㎝、幅4㎝ほどの長楕円形で、やや厚みがある。裏面は白い綿毛でおおわれている。花は3~4月に葉が出る前に咲き、芽鱗を脱いだばかりの花穂は銀白色の毛に包まれ、よく目立つ。雄花の穂は長さ3~5㎝の楕円形で、雄しべの葯は黄色。雌花の穂は淡緑色で、ほっそりとしている。分布:北海道(西南部)、本州(近畿地方以北)、四国。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

(下4つ)ホトケノザ(仏の座)

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(上)やや小さくて色が濃く、蕾のように見えるのは閉鎖花。

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ホトケノザ(仏の座) シソ科 ラミウム(オドリコソウ)属 Lamium amplexicaule

畑や道ばたに普通に見られる2年草。根は細く、茎は直立し、4角形で下方から多数分枝し、高さ10~30㎝になる。葉は半円形で、長さ・幅ともに1~2㎝、鋸歯があり、下部のものは葉柄があるが、上部の葉は茎を抱き対生する。3~6月、上部の葉腋に紅紫色で約2㎝の細長い唇形花が数個ずつ輪生する。柄のない葉が対生し、茎を丸く取り囲んでいるのを仏の座る蓮座に見立ててこの名がある。ちなみに「春の七草」でいうホトケノザは本種ではなく、キク科のコオニタビラコのこと。葉が段々になって付くことからサンガイグサ(三階草)とも呼ばれる。分布:本州~沖縄。

栽培:通年よく日の当たる場所で管理し、灌水は1日1回を目安に充分与える。肥料は置き肥をする程度で良い。丈夫な草で、用土は特に気にしなくてもよく育つ。例として鹿沼土に赤玉土を2~3割混ぜ、浅鉢に植え付ける。増殖は実生で、秋にタネを採り播きして殖やす。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]