peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関遊水地記念緑地のシダレヤナギ(枝垂柳) 2013年4月11日(木)

2013年04月13日 | 植物図鑑

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シダレヤナギ(枝垂柳)の雄花序:雄しべは2個で葯は黄色。葉の裏面は粉白色になる。

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シダレヤナギ(枝垂柳):湿った所を好むが、乾燥にも強い。細い枝が長く枝垂れるのが特徴。

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2013年4月11日(木)、一関遊水地記念緑地(一関市狐禅寺字石ノ瀬98-1)に行ってみました。この公園には、今の時期は未だほとんど花を咲かせていませんが、「桜の見本市」のように、桜の木が沢山植えられています。特に「四季桜」や「十月桜」のように晩秋から花を咲かせる桜があるので行ってみたのでした。四季桜はほとんど花を付けていませんでしたが、「十月桜」というプレートを付けた桜の木が、花を咲かせていました。

また、北入口駐車場近くの「せせらぎ広場」には、人工の「せせらぎ」が造られていますが、そのそばに植えられているシダレヤナギ(枝垂柳)が、花穂と若葉を沢山付けていました。

http://www.ichitabi.jp/area/info.php?flg_action=page_view&flg_no=139 [一関遊水地記念緑地公園]

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シダレヤナギ(枝垂柳) ヤナギ科 ヤナギ属 Salix babylonica

別名:イトヤナギ(糸柳)。中国原産の落葉高木で、日本だけでなく世界各地に広く植えられている。奈良時代に朝鮮を経て渡来したといわれ、現在では日本全土の公園や街路樹などに広く利用されている。湿った所を好むが、乾燥にも強い。高さは10~25mになり、細い枝が長く垂れ下がるのが特徴。樹皮は暗灰色で縦に裂ける。葉は互生し、長さ8~15㎝、幅1~2㎝の線状披針形で、先は尖り、縁には細かい鋸歯があり、裏面は白っぽい。3~5月、葉より早くまたは同時に基部に3~5個の小さな葉をつけた尾状花序を出す。雄花序(花穂)は長さ2~4㎝で雌花序より大きい。雄花の雄しべは2個で葯は黄色。雌花の子房は狭卵形で花柱はごく短い。雄花も雌花も苞は淡黄緑色で卵状長楕円形。雌雄別株だが、日本では雌株はほとんど見られない。用途:公園樹、街路樹、花材、細工物、[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://elekitel.jp/elekitel/nature/2010/nt_97_sdyg.htm [シダレヤナギ:水辺に植栽される代表的な樹]

http://www.hana300.com/sidaya.html [枝垂柳(シダレヤナギ):季節の花300]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%80%E3%83%AC%E3%83%A4%E3%83%8A%E3%82%AE [シダレヤナギ:Wikipedia]