peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町のカナメモチ(要黐) 2016年5月29日(日)

2016年06月01日 | 植物図鑑

2016年5月29日(日)、国道342号線の一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地)の近くに街路樹

として植栽されているカナメモチ(要黐)が、白い花を沢山咲かせていました。

 カナメモチ(要黐)バラ科 カナメモチ属 Photinia glabra

春の新芽が赤いのでアカメモチ(赤芽黐)ともいう。暖地の丘陵などに生える常緑小高木で、高さは10m

ほどになる。葉は互生し、長さ5~10㎝の長楕円形~狭倒卵形で、光沢がある。5~6月、直径1㎝ほどの

白い小さな花が多数集まって咲く。果実は赤く熟す。生け垣によく植えられるが、最近は葉がやや大きいレッ

ド・ロビン(セイヨウカナメモチ)が多くなってきている。分布:本州(東海地方以西)~九州。[山と渓谷

社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市「花と泉の公園・ぼたん園」のミズキ(水木) 2016年5月28日(土)

2016年06月01日 | 植物図鑑

ミズキ(水木):水平に広がった枝が段々になって、特徴のある樹形になる。

2016年5月28日(土)、「ぼたん・しゃくやく祭り」開催中[4/29(祝)~6/5(日)]の一関市

「花と泉の公園」(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)ぼたん園シャクヤク(芍薬)の花を観に行って

きました。先週の20日(金)に行ったときは、半分ほどしか咲いていませんでしたが、今回は大部分の

芍薬が咲いていました。牡丹は数種を除いてほとんどが咲き終わっていました。ぼたん園にあるの縁

に生えているミズキ(水木)が、盛りは過ぎていましたが、未だ白い花を幾つか咲かせていました。

ミズキ(水木)ミズキ科 ミズキ属 Cornus controversa

樹液が豊富で、特に春先に枝を折ると、水のように滴(したた)り落ちることからこの名がついた。山地に

生える落葉高木。高さは普通10~15mになり、樹皮は灰褐色。枝は水平に広がり、独特の樹形になる。葉

は互生し、長さ5~15㎝の広楕円形または高卵形で、先は短く尖り、裏面は細かい毛が多く、白っぽい。

5~6月、白い小さな花がびっしりと集まってつく。花は直径7~8㎜。分布:北海道~九州。[山と渓谷社

発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]  

(下3つ)池の近くに植栽されているウメ(梅)の木に、コゲラ(小啄木鳥)と思われる小鳥がやって来て、

盛んに餌探しをしていました。(よく見ないとわかりません。)

小鳥・コゲラ(小啄木鳥)キツツキ目 キツツキ科 Japanese pygmy woodpecker

成鳥:全長15㎝。全国の里や山、街に住む留鳥。キッキッキッという鋭い声や、ギィーときしむような

声で鳴く。木をつついて木皮の下のクモなどを探す。コブシやウルシなどの実も食べる。スズメ大の小さ

キツツキ。[講談社発行「日本の生きもの図鑑」より]


一関市花泉町老松のヒナゲシ(雛罌粟)/ポピー 2016年5月28日(土)

2016年06月01日 | 植物図鑑

ヒナゲシ(雛罌粟):原種は花が深紅色。中国では虞美人が流した血からこの花が生えたという伝説

がある。

2016年5月28日(土)、一関市方面から花泉町金沢(かざわ)の国道342号線「郷の目」から老松の

県道21号線「大祥寺前」までの道路をマイカーで走っていたら、「四日市場」付近で、道路沿いにある

農家と思われる民家の門口に群植されて、今を盛りと花を咲かせているヒナゲシ(雛罌粟)/ポピー

ありました。

 ヒナゲシ(雛罌粟)ケシ科 ケシ属 Papaver rhoeas

ほっそりとした草姿と小形の花からヒナゲシの名が生まれた。「グビジンソウ(虞美人草)」

ともいう。ヨーロッパ原産の越年草。寒さに強い丈夫な草花で、原産地では畑の雑草になって

いるという。茎や葉は毛が多く、葉は深い切れ込みがある。5月頃薄紙のような花が上向き

に咲く。原種は花弁が4個だが、園芸品種はほとんどが八重咲きで、直径5㎝ほど。ピンク、赤、

ぼかし、白など、いろいろな色がある。植え替えを嫌うので、花壇に直播きして育てる。[山と

渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]