peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢の青花ホタルブクロ(蛍袋) 2016年6月5日(日)

2016年06月10日 | 植物図鑑

2016年6月5日(日)一関市大東町摺沢の国道343号線国道456号線の交差点の内側にある民家の庭に植栽されている青色ホタルブクロ(蛍袋)が、青色の花を沢山咲かせていました。

青色ホタルブクロ(蛍袋)キキョウ科 カンパニュラ(ホタルブクロ)属 Campanula punctata

別名:チョウチンバナ、カンパニュラ・プンクタータ。原産地:日本、朝鮮半島、中国、シベリア東部。特徴:日本の山野でも普通に見られ、夏の到来を告げる可憐な野草(耐寒性多年草)です。弓なりの茎に白や淡紅色の釣り鐘形の花が数輪下向きに咲きます。花の内側に紫色の斑点があります。青花ホタルブクロの通称で出回る大輪咲きの交雑種は、花つきもよく人気があります。花色:紅紫、青紫、白。花期:6~7月。

管理:地下のランナーでよく殖え、栽培は容易です。日なたから半日陰で育ちますが、夏に日陰になるような、水はけのよい落葉樹の下などが適地です。植え付け・株分け:3月&10~11月。[西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]


奥州市水沢区のサツキ(皐月)・大盃(おおさかずき) 2016年6月9日(木)

2016年06月10日 | 植物図鑑

2016年6月9日(木)、奥州市水沢区花園町常盤通りを歩いていたら、広い道路脇に街路樹として植栽されているサツキ(皐月)が、今を盛りと沢山の花を咲かせていました。 

サツキ(皐月)・大盃(おおさかずき)ツツジ科 ツツジ属 Rhododendron indicum cv.

ほかのツツジ(躑躅)に比べて1カ月ほど花期が遅く、5~6月、つまり旧暦の5月に咲くことからこの名がついた。渓流沿いの水しぶきがかかるような所に生える常緑低木で、高さは1mほどになる。枝は横に広がり、枝や葉には褐色の毛が多い。葉は互生し、長さ2~3㎝の披針形または線状披針形。朱赤色で直径4~5㎝。上弁には濃い色の斑点がある。雄しべは5個。分布:本州、九州(屋久島まで)。

サツキ(皐月)は古くから庭木や盆栽として愛好され、白、紫、桃、濃紅色、絞り、ぼかし、細弁、重弁など、多くの園芸品種がある。大盃(おおさかずき)サツキにごく近い園芸品種で、直径7~8㎝の桃紅色の花が咲き、公園などにも広く植えられている。江戸時代には、九州南部から屋久島・吐喝喇列島に分布するマルバサツキR.eriocarpumとの交雑も行われ、多くの品種がつくられた。園芸上はサツキおよびマルバサツキの園芸品種群の総称としてサツキの呼び名が使われている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より] 


奥州市水沢区のミヤコワスレ(都忘れ) 2016年6月9日(木)

2016年06月10日 | 植物図鑑

ミヤコワスレ(都忘れ):野草のミヤコヨメナから育成された園芸草花

2016年6月9日(木)、奥州市水沢区花園町常盤通りを歩いていたら、ローソン花園町店の隣にある花園集会所の庭に植栽されているミヤコワスレ(都忘れ)が、今を盛りと沢山の花を咲かせていました。 

ミヤコワスレ(都忘れ)キク科 ミヤマヨメナ属 Gymnaster savatieri cv.

 山地に自生するミヤコヨメナから育成された多年生の園芸草花で、江戸時代には栽培されていた記録がある。花壇や庭にも植えられるが、切り花の需要が多い。高さは30㎝程度。葉は濃緑色で艶がある。頭花はミヤマヨメナより色が濃く鮮やかで、紫紺色のほか、赤紫色、淡紅色、白などがある。半日程度日が当たり、やや湿り気のある土地を好む。毎年株分けを行なう。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


奥州市水沢区のハクチョウゲ(白丁花) 2016年6月9日(木)

2016年06月10日 | 植物図鑑

2016年6月9日(木)、奥州市水沢区花園町常盤通りを歩いていたら、ローソン花園町店の隣にある花園集会所の庭に植栽されているハクチョウゲ(白丁花)が、今を盛りと沢山の花を咲かせていました。 

ハクチョウゲ(白丁花)アカネ科 ハクチョウゲ属 Serissa japonica

沖縄に自生し、昔から生け垣などによく植えられている耐寒性常緑小低木。よく文枝して高さ50~100㎝になる。葉は対生し、長さ1~3㎝の狭楕円形でやや厚く、縁は全縁。5~7月、葉腋から出る短枝に白色または淡紅色の花を1~2個つける。花冠は長さ1~1.5㎝の漏斗形で先は5裂する。雄しべは5個。花柱の長い花と短い花がある。果実はほとんど実らない。葉に斑が入った品種・フイリハクチョウゲなど園芸品種が多い。分布:沖縄、中国、台湾、インドシナ、タイ。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]