ナツツバキ(夏椿):花は直径5~7㎝で、花弁の縁が細かく切れ込む。樹皮はなめらか。
2016年6月26日(日)、一関市立川崎市民センター/川崎図書館(一関市川崎町薄衣字諏訪前)の庭園に植栽されている数本のナツツバキ(夏椿)/シャラノキ(沙羅の木)が、蕾を沢山付けて、花を咲かせ始めていました。
ナツツバキ(夏椿)ツバキ科 ナツツバキ属 Stewartia pseudo-camellia
インドの沙羅樹と間違えられたことから、「シャラノキ」とも呼ばれる。山地に生え高さ10~15mになる落葉高木。樹皮は帯黒赤褐色で薄く剥がれる。(すべすべして光沢がある。)ヒメシャラと同様、庭や公園などにもよく植えられ、材は床柱にも使われる。葉は互生し、長さ4~10㎝の倒卵形でやや厚い膜質。裏面にはまばらに絹毛がある。6~7月、葉腋に直径5~7㎝の大きい白い花を開く。花弁は5個あり、縁が細かく切り込んでいる。花の下には萼片より短い2個の苞がある。蒴果は木質で長さ1.5~2㎝の先の尖った卵形で、熟すと5裂する。用途:庭木、公園樹、床柱.。分布:本州(宮城・新潟県以西)、四国、九州、朝鮮。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]