カンボク(肝木):葉は大きく3つに切れ込んでいる。北日本に多い。秋に赤く熟した果実は美しい。
2016年5月29日(日)、国道342号線の一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地)から300m
ほど離れた道路から100mの所にある民家の庭に植栽されているカンボク(肝木)が白い花を沢山咲か
せていました。
カンボク(肝木)スイカズラ科 ガマズミ属 Viburmum opulus var.calvescens
山地の湿った所に生える落葉低木~小高木。高さは2~7m。樹皮は暗灰色で、コルク層が発達して
厚い。葉は対生し、長さ5~12㎝で、中ほどまで3つに切れ込み、中央の裂片が長く、縁には粗い
鋸歯がある。花期は5~7月。直径10㎝ほどの花穂の中心部に小さな両性花が多数集まり、そのまわ
りを白い装飾花が取り巻いている。装飾花は直径2㎝ほど。果実は9~10月に赤く熟す。分布:北海
道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]