peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町のカンボク(肝木)  2016年5月29日(日)

2016年06月02日 | 植物図鑑

カンボク(肝木):葉は大きく3つに切れ込んでいる。北日本に多い。秋に赤く熟した果実は美しい。

2016年5月29日(日)、国道342号線の一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地)から300m

ほど離れた道路から100mの所にある民家の庭に植栽されているカンボク(肝木)白いを沢山咲か

せていました。

カンボク(肝木)スイカズラ科 ガマズミ属 Viburmum opulus var.calvescens

山地の湿った所に生える落葉低木~小高木。高さは2~7m。樹皮は暗灰色で、コルク層が発達して

厚い。葉は対生し、長さ5~12㎝で、中ほどまで3つに切れ込み、中央の裂片が長く、縁には粗い

鋸歯がある。花期5~7月。直径10㎝ほどの花穂の中心部に小さな両性花が多数集まり、そのまわ

りを白い装飾花が取り巻いている。装飾花は直径2㎝ほど。果実9~10月に赤く熟す。分布:北海

道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より] 


一関市厳美町のワシントン・ルピナス  2016年5月29日(日)

2016年06月02日 | 植物図鑑

ワシントン・ルピナス:ルピナスの仲間では最も大形で、長い花穂がみごと。

2016年5月29日(日)、国道342号線の一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地)から300m

ほど離れた道路から100mの所にある民家の庭に植栽されているワシントン・ルピナスピンク色や紫色

などの花を沢山咲かせていました。

 ワシントン・ルピナス マメ科 ルピナス(ハウチワマメ)属 Lupinus polyphyllus

原種はアメリカ合衆国からカナダの太平洋岸に分布する多年草。イギリスで品種改良が進められ、

その改良家ラッセルの名前をとって、「ラッセル・ルピナス」とも呼ばれる。暑さには弱いが、

寒さに強いので、東北地方や北海道、信州などの高原地帯では立派な株に育つ。5~6月、長さ

60~70㎝の長い花穂に蝶形花をびっしりとつける。花の色紫、ピンク、白、黄色などがある。

種子からも容易に苗ができる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市厳美町のオオベニウツギ(大紅空木) 2016年5月29日(日)

2016年06月02日 | 植物図鑑

2016年5月29日(日)、国道342号線の一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地)から300m

ほど離れた道路から100mの所にある民家の庭に植栽されているオオベニウツギ(大紅空木)と思われる

樹木暗紅色の花を沢山咲かせていました。

オオベニウツギ(大紅空木)スイカズラ科 タニウツギ属 Weigela florida 

山地に稀に生える落葉低木。鑑賞用にも植えられている。高さ2~3mになる。枝は暗灰色。葉は長さ

4.5~6㎝の楕円形で先は短く尖り、基部は広いくさび形。縁には細鋸歯があり、表面の脈上に短毛があ

る。5~6月、枝先や葉腋に暗紅色の花を数個ずつつける。花冠は長さ3~3.5㎝の漏斗状鐘形で毛があ

り、先は5裂する。萼は長さ1~1.3㎝で紅色を帯び、1側が深裂し、他の4側は中裂する。用途:庭木。

分布:九州(福岡県)、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]