オオデマリ(大手毬):白い手まり(毬)のような花の集団は大きいもので直径12㎝。
2016年6月5日(日)、一関市大東町大原字角明沢47の大原恵子さんが、6/5(日)、6/6(月)の両日、自宅庭園をオープンガーデンとして開放するというので、観に行ってきました。大原さんは2007年(平成16年)、1人で荒れた畑から庭園の整備を始め、現在は約60アールの庭に300種類以上の植物が植えられている。多彩な花の色などに合わせ、配置も工夫を凝らしてきたとのこと。ことしは、例年より1週間ほど早く見ごろを迎えているそうで、多くの人に訪れてほしいと呼び掛けています。
オオデマリ(大手毬)/テマリバナ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum plicatum var.plicatum
花がまりのように球状に集まってつくのでこの名がある。「テマリバナ」ともいう。山地に生えるヤブデマリの花がすべて装飾花になったもので、鑑賞用に庭などに植えられている。落葉低木で、高さは1~3mになる。葉は対生し、長さ7~16㎝の広楕円形で、表面の脈がへこみ、皺状になっている。花期は4~5月。アジサイの花と似ているが、アジサイは萼片が装飾花になったもの。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]