peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区佐倉河のバラ(薔薇)’メニー・ハッピー・リターンズ’ 2016年6月9日(木)

2016年06月19日 | 植物図鑑

2016年6月9日(木)、奥州市水沢区佐倉河のいわて生協・アテルイ(水沢店)に行きました。大駐車場に隣接している民家バラ(薔薇)が、ごく薄い淡桃色の花を沢山咲かせていました。名札が付いていませんでしたので、確かではありませんが、’メリー・ハッピー・リターンズ’という名のバラ(薔薇)ではないかと思います。 

バラ(薔薇)’メニー・ハッピー・リターンズ’ バラ科 バラ属 Rosa 'Harwanted'

英名:Many Happy Returns'。開花習性:四季咲き。花径:8㎝。樹高×葉張り:1.0×1.0m。作出年、作出者、作出国:1988、Harkness,R.、イギリス。交配親(母品種×父品種):Herbstfeuer×Pearl Drift。

ごく薄い淡桃色で、咲き進むと花芯が見える半八重の平咲き。春から秋まで繰り返し花が楽しめる。実がつきやすいので、繰り返し咲かせるためには、花がらを摘むことが大切。樹形は横張りで、かなり広がるが切り詰めておけばコンパクトにまとまり、小さめの鉢でも十分な花をつける。あまり高くないスタンダード仕立てにすると、枝がほどよい高さで広がって美しい。葉は先端が赤みがかった美しい照り葉。トゲもさほど多くない。枝は伸ばせば低めのフェンスなら覆えるくらいに伸びる。耐暑性に優れる強健種。(平岡)[NHK出版発行「別冊NHK趣味の園芸・バラ大百科」より] 


奥州市水沢区佐倉河のジャガイモ 2016年6月9日(木)

2016年06月19日 | 植物図鑑

ジャガイモは熱帯高地産なので、寒さや暑さに弱い。

2016年6月9日(木)、奥州市水沢区佐倉河から花園町方面常盤通り」を歩いていたら、「やよい橋」の近くにある畑に栽培されているジャガイモが、今を盛りと沢山の花を咲かせていました。 

ジャガイモ ナス科 ナス属 Solanum tuberosum

南アメリカ高地原産の多年草。世界の主要な農産物のひとつで、多くの品種があり、温帯地域で広く栽培されている。よく「バレイショ(馬鈴薯)」と呼ばれるが、これは中国の植物の名なので不適当な名称である。

春に種イモを植えると、1~2本の芽が伸びて、高さ60~80㎝に育つ。葉は羽状複葉で互生し、小葉は3~4対ある。6月頃、茎の上部の葉のつけ根から花序がのび、直径3㎝ほどの星形の花を数個ずつつける。花の色白、淡紅色、紫色などがある。気温が高くなると休眠するので、梅雨明けとともに葉は枯れてしまう。高原や北海道などの寒地では夏も生育する。地中には地下茎が肥大したイモ(薯)ができ、でん粉が蓄えられている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


奥州市水沢区花園町のアスチルベ 2016年6月9日(木)

2016年06月19日 | 植物図鑑

2016年6月9日(木)、奥州市水沢区花園町常盤通りを歩いていたら、ローソン花園町店の隣にある花園集会所の庭に植栽されているアスチルベが、沢山の花を咲かせ始めていました。

アスチルベ ユキノシタ科 チダケサシ属 Astilbe×arendsii

園芸界でアスチルベと呼んでいるのは、ヨーロッパで交雑によってつくられた園芸種で、その親には日本に自生するアワモリショウマやチダケサシなども含まれる。高さ60~80㎝の多年草。植えっぱなしでも平気で、寒さにも強く、育てやすい。茎は堅くて細く、2~3回3出複葉を互生する。6~7月、茎の先に小さな花が長さ30~50㎝の穂になってびっしりと付く。花の色は豊富で、紅、ピンク、白、藤色などがあり、切り花にも利用されている。鉢植えに向く矮性種もある。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]