2012年6月20日(水)、一関市山目字泥田の「イオン」(旧・サティ)から100mほど南側にある民家の花壇に植えられているカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)が、白い花を沢山咲かせはじめていました。黄緑色の蕾が目立つため、遠くからだと白く見えませんが、後10日もすれば素晴らしくなると思います。
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea quercifolia(クエルキフォリア)。
和名:カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。葉の形が柏(かしわ)の葉に似ていることから、この名がある。北アメリカ東南部に自生する落葉低木。葉も円錐花序も大きく、花序は30㎝以上の長さになり素晴らしい。
1773~1778年、アメリカ人ウィリアム・バートラムがカロライナ・ジョージ・ヅロリダを探検した時見つけたものといわれる。日本の土壌にも合うようで、一般家庭でもよく見かける。日本にはアナベルと同じ頃に導入され、特に八重咲きの品種 ’スノー・フレーク’cv.Snow Flake(スノー・クイーン)’cv.Snow Queenは優美な姿で花の寿命も長いことから人気がある。
山地で栽培すると赤く色づくこともある。花期はアジサイと同時期で、その豪快な姿が各所で見られる。品種目録によると八重花・手毬花など100種以上の園芸種があるようで、黄色・ピンクの花もある。さらに’ハーモニー’cv.Harmonyなどは小型、紅葉、多花性になっている。栽培:繁殖は挿し木か株分け。花期:初夏から夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37697141&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」の八重咲きカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)]