peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市山目字泥田のカシワバアジサイ(柏葉紫陽花) 2012年6月20日(水)

2012年06月21日 | 植物図鑑

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2012年6月20日(水)、一関市山目字泥田の「イオン」(旧・サティ)から100mほど南側にある民家の花壇に植えられているカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)が、白い花を沢山咲かせはじめていました。黄緑色の蕾が目立つため、遠くからだと白く見えませんが、後10日もすれば素晴らしくなると思います。

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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea quercifolia(クエルキフォリア)。

和名:カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。葉の形が柏(かしわ)の葉に似ていることから、この名がある。北アメリカ東南部に自生する落葉低木。葉も円錐花序も大きく、花序は30㎝以上の長さになり素晴らしい。

1773~1778年、アメリカ人ウィリアム・バートラムがカロライナ・ジョージ・ヅロリダを探検した時見つけたものといわれる。日本の土壌にも合うようで、一般家庭でもよく見かける。日本にはアナベルと同じ頃に導入され、特に八重咲きの品種 ’スノー・フレーク’cv.Snow Flake(スノー・クイーン)’cv.Snow Queenは優美な姿で花の寿命も長いことから人気がある。

山地で栽培すると赤く色づくこともある。花期はアジサイと同時期で、その豪快な姿が各所で見られる。品種目録によると八重花・手毬花など100種以上の園芸種があるようで、黄色・ピンクの花もある。さらに’ハーモニー’cv.Harmonyなどは小型、紅葉、多花性になっている。栽培:繁殖は挿し木か株分け。花期:初夏から夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37697141&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」の八重咲きカシワバアジサイ(柏葉紫陽花)]


一関市山目字泥田のアジサイ(紫陽花) 2012年6月20日(水)

2012年06月20日 | 植物図鑑

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2012年6月20日(水)、一関市山目字泥田の「イオン」(旧・サティ)の南側にある民家の門口に植えられているアジサイ(紫陽花)が、スカイブルーの花を沢山咲かせはじめていました。

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アジサイ(紫陽花) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea macrophylla f.macrophylla

ガクアジサイの両性花がすべて装飾花に変化した園芸種。古くから庭や公園に植えられ、鉢植えなどでも栽培されている。「セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)」に対して、「在来アジサイ」とも呼ばれる。

落葉低木で高さは1~2m。葉は対生し、長さ10~20㎝の卵形~広卵形で厚く、先は急に尖る。表面には光沢がある。6~7月、枝先に装飾花が多数球状に集まってつく。花の色は青紫色が基本。果実はほとんどできない。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


一関市竹山町のハコネウツギ(箱根空木) 2012年6月20日(水)

2012年06月20日 | 植物図鑑

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2012年6月20日(水)、一関市竹山町「平野ビル」の”東北の庭”に植えられているハコネウツギ(箱根空木)が、白色と濃いピンク色の花を沢山咲かせていました。平野ビルは一関市役所から100mほどの所にあります。

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ハコネウツギ(箱根空木) スイカズラ科 ウエイゲラ(タニウツギ)属 Weigela coraeensis

沿岸地、特に静岡県に多く自生するが、観賞用として庭園などにも広く植えられている。高さ4mになる落葉低木で、枝は灰黒色で稜がある。髄は白色。葉は厚く、光沢があり、長さ7~16㎝の広楕円形または広倒卵形で先端は尖り、基部は広いくさび形。縁には細鋸歯があり、裏面の脈上にだけ毛がある。

5~6月、枝先や葉腋に咲きはじめは白色で、後に濃いピンク色に変わる花が1~3個ずつ咲く。花冠は長さ3~4㎝の漏斗状鐘形で、先は5裂する。蒴果は長さ約3㎝の円柱形。用途:庭木。分布:北海道(南部)、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「同・園芸植物」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/b029562a5b856c329961a7d874c889b5 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のハコネウツギ(箱根空木)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=37606130&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」の斑入り葉ハコネウツギ(箱根空木)]


一関市上大槻街のアメリカキササゲ(米国木大角豆) 2012年6月19日(火)

2012年06月19日 | 植物図鑑

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2012年6月19日(火)、JR一ノ関駅西口の市営駐車場のすぐ傍、上大槻街に属する場所に生えているアメリカキササゲ(米国木大角豆)が、白色で内側に紫と黄色の斑点がある花を沢山咲かせていました。雨が降っていたので、落ち着いて撮れませんでしたが、近くの別の場所に生えていた幼木が高木の花と同じぐらい大きな花を咲かせていたので、近くから撮ることができました。

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ノウゼンカズラ科 カタルパ(キササゲ)属 Catalpa:北アメリカ、中国などに自生する落葉高木で、11種ある。和名の「キササゲ」は、細長くて、ササゲそっくりの実の形からつけられた。日本には自生種はなく、現在日本にあるのはいずれも中国または北アメリカから導入されたものである。なかでも、キササゲC.ovataは、かなり古い時代に中国から薬用植物として導入されたものである。

アメリカキササゲ(米国木大角豆) ノウゼンカズラ科 カタルパ(キササゲ)属 Catalpa bignonioides

北米原産の落葉高木。キササゲに比べて日本へ導入された歴史は新しく、明治の末だといわれている。キササゲに比べて花が多くてしかも色や模様が美しいので、公園や学校によく植えられている。高さは5~12m、大きいものは20m以上にもなる。枝は太く横に広がる。樹皮は灰褐色で浅く裂ける。葉は対生または輪生して柄があり、長さ10~25㎝の広卵形で全縁。花冠はキササゲより大きく、長さ約4㎝ほどの白色、内側に紫と黄色の斑点があり、裂片の縁は縮れる。花期は6~7月。果実はササゲに似て細長く、少し偏平で長さ20~30㎝、幅6~10㎜ほど、2片に裂け絹状の毛がついた種子が飛び出す。種子は利尿剤に利用される。

このアメリカキササゲに良く似た「ハナキササゲ(花木大角豆)」C.speciosaというものもある。全体に大形で「オオアメリカキササゲ」とも呼ばれる。花は長さ4~4.5㎝と大きく、白色で内側に紫色の筋がある。裂片の縁はあまり縮れない。果実も30㎝ほどの大形。

用途:庭木、街路樹、薬用。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「同・園芸植物」&下記Webサイトより]

http://nogusa.web.fc2.com/10zukan/amerikakisasage.html [アメリカキササゲ]

http://kaede.nara-edu.ac.jp/plants_of_NUE/ichiranhyou/syokubutsupage/amerikakisasage.htm [アメリカキササゲ]

http://www.ne.jp/asahi/osaka/100ju/am-kisas.htm [アメリカキササゲ]

http://fng.blog.ocn.ne.jp/shinjukugyoen/2010/06/post_0bab.html [新宿御苑のアメリカキササゲ]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B5%E3%82%B2 [キササゲ(Wikipedia)]


一関市街地のホタルブクロ(蛍袋) 2012年6月19日(火)

2012年06月19日 | 植物図鑑

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2012年6月19日(火)、一関市立山目公民館(青葉二丁目)の花壇に植えられているホタルブクロ(蛍袋)が、花を沢山咲かせていました。また、すぐ近くではあるが、銅谷町に属する民家の庭に植えられているホタルブクロ(蛍袋)も花を沢山咲かせていました。一関では「アメフリバナ」と呼んでいますが、雨にうたれている姿もなかなかいいものですね。

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ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科 カンパニュラ(ホタルブクロ)属 Campanula punctata

山野に生える高さ40~80㎝の多年草で、礫地や登山道のわきなどに多い。名前の由来は、この花の中に子供が蛍を入れて光らせて遊んだからとか、花の形を提灯にたとえて、提灯の昔の呼び名「火垂る」を当てたのではないかとか、いろいろな説がある。茎や葉、萼などに粗い毛があり、茎を切ると白い乳液が出る。葉は互生し、長さ5~8㎝。根生葉や茎の下部の葉には翼のついた長い柄がある。根生葉は花期には枯れてしまう。

6~7月、淡紅紫または白色の花が下向きに咲く。花は長さ4~5㎝。

本州の東北地方南部から近畿地方に分布する変種のヤマホタルブクロvar.hondoensisはホタルブクロより標高の高い所に生える。ホタルブクロに良く似ているが、ホタルブクロは萼片と萼片の間に三角形の付属体があり、これが上にめくれているのに対し、ヤマホタルブクロには付属体はなく、萼片と萼片の間がぷっくりと膨れている。ヤマホタルブクロのほうが花の色が濃いものが多い。分布:北海道(西南部)~九州。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]