紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

ただいま迷い中

2004-11-25 11:15:36 | 3・山の日記
実は、ほんの少しの期間だったが、雪の山に登っっていたことがある。
大学時代の約1年、かなり本格的に登った。ピッケル持って、アイゼンつけて(10本爪だったか?)、初冬の仙丈岳、鳳凰三山、八ヶ岳(赤岳~硫黄、編み笠)。真冬の上越巻機山。富士山に2回。一度は20歳・成人の日のお祝い登山。

その富士山で、あやうく死にそうな目にあい、それっきり、冬の山からは足をあらった。
以来、約30年。

それが、今年はまた登りたいなあ。と思い始めている。
一つは、もうずっと正月フリーになることなどなかったのに、今年はフリーな時間が持てること。
そして、いつもは、年末年始さっさと、冬山に登りにいってしまう夫が、どうも相棒の都合で、正月計画がないらしいのだ。
それで、めずらしく私に声がかかった。
「仙丈岳(南アルプス)に登りに行かない?」

アイゼン持ってないしなあ。(5月立山には借りていった)
冬用の上着持ってないしなあ。(なぜか、ズボンは持っている。ニッカーボッカー。ふだんはいたことないけど)
オーバー手袋も持ってないしなあ。

でも、ピッケルは持っている。(5月の立山に登る時に買った)
登山靴。(これも5月に立山に登る時に買った)
ウールの手袋など、ほかのものもそこそこにはある。

どうしようかなあ。登れるかなあ。
でも、雪の南アルプスに登るなんて、最後のチャンスかもね。

(写真は大学時代。11月なかばに女3人(私は真ん中)で仙丈ケ岳に登った時のもの。もう1組男性3人組がいて、そのうちの1人がシャッターを押してくれた。)