紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

芝居を見に行きました

2004-11-05 07:44:33 | 13・本・映画・演劇・音楽など
きのう、劇団二兎社による「新明暗」という芝居を見てきた。→10月26日のBlog

芝居は何年かに一度くらいしか見ないが、今や演劇界では超有名人、永井愛さんの脚本、演出ということで見にいったのだ。
夏目漱石作の「明暗」を現代風に置きかえ、永井流の結末をつけた作品ということだ。が、「明暗」を読んだのは、大学時代なので、どんな内容かさっぱり覚えていない。

芝居は、3時間という長さだったが、会話のテンポがはやく、笑わせながら、観客をぐいぐい引っ張っていく。とてもおもしろかった。これだけの芝居を演出するなんて、大したものだと思った。

永井さんは高校の同期生。芝居の前と後に、永井さんと話しができたのも、楽しかった。会うのは高校卒業以来である。
高校仲間の4人で見に行ったのだが、永井さんに
「明暗て高校の教科書に出てたよね。」
といわれて、4人とも覚えていなかったのが、なんというか情けない。(笑)
いま演劇界の第一線で活躍している永井さんは、はつらつとしていて、エネルギーに満ちあふれ、輝いていた。刺激をもらってかえってきた。
高校時代から演劇部だったので、ほんとうにその道一筋の人で、それもまたすごいことだと思った。

(写真左から二番目が永井愛さん)