紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

4・援助の手

2004-11-14 09:07:38 | 2・仕事の周辺
1人で行くことはできないか。というのが次に考えたことだった。
しかし、この計画は、4歳と5歳の子どものめんどうを、10日間みてくれる人がいないと、なりたたない。それについては、
「もう一体何を考えているのよ。」
というのが大方の意見であった。
取材に、などといってみたって、誰も、私が本当に本を出版できるなど、信じていないのだ。実際に、本は1冊も出ていないし。

うーん、どうしよう。と思っていると、友人のK・M子さん、義理の姉が、どうしても行きたいなら、その間子どもたちをみていてあげるわよ。と援助の手をさしのべてくれて、計画は進みだした。
航空券の手配をしたところで、私の両親、夫が、その間半々でみてくれることになった。結局、Kさんと義姉にはお願いしないですんだが、でも、あの時そういってもらえたことには、本当に心から感謝している。それがなかったら、スタートしないまま終わったかもしれない話しだった。

(パパさんが近くてとれたブルーベリーでマッフィンを焼いているところ。いつでも、山ほど作って人にあげていた)

★カナダ取材旅行