紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

パリ・ドイツの旅・13

2008-07-15 07:10:21 | 5・旅の日記
■時計博物館

ほとんどトリベルグの町近くまで戻ってから、ようやくフルトバンゲン行く道を見つけた。

見つけてみれば、すぐに着くのである。
小さな町だけれど、地図がないと、どこに時計博物館があるのかわからない。
そうして、あっという間にバス停を通り、町を通り過ぎてしまった。

戻って、かわいい学校の前に車を止める。
誰かに道を聞こう。



トントンは車で待っている。




そこに来たのが、小学生くらいの男の子2人。すぐに道を教えてくれた。
けれど、一方通行なので、教えてくれたのと反対側に曲がったら、自転車でついてきて、そっちじゃないと教えてくれる。




あ~、でも、一方通行なので、また後で来るねといって、戻ってきたら、もういなくなっていた。
せっかく教えてあげたのに、どこ行ったんだと思われただろう。もう一度会って、お礼がいいたかった。

そうして、やってきた時計博物館。




はっきりいって、説明文はほとんどわからないのだけど、そんなのはかまわないのである。その昔の時計を見られただけで。このために、はるばる日本からドイツのシュバルツバルト地方までやってきたのだから。

展示されていためずらしい時計をいくつかのせてみる。もう芸術品なのである。







懐中時計。




この時計を担いでいる人の写真や絵はは、あちこちで見かけた。昔何をしていた人なんだろう。調べてみなくちゃ。




そうして、たっぷりと時間をかけて博物館の中を見てから、外に出た。

町のカフェ。そこでおそめの昼食を食べた。このスープ(スッペン)とパンにはまり、何日間もいろいろな味のスープを楽しんだ。





何枚かフルトバンゲンの町で写した写真をのせてみる。





教会。



教会の前でうつした写真を、ブログにのせたら、その日のうちに、シュバルツバルトさんからコメントが届いた。コメントは、海外では見ていなかったのだけど、それを散人さんが携帯に転送してくれたので、現地で読むことができた。

ついにフルトワンゲン!
時計博物館前の広場ですね。
僕はお写真左側10mくらいのところにある時計屋さんの上に住んでいました。後ろにあるのが、町のカトリック教会です。どうぞ、よいご旅行をお続けください。
そのおかげで、翌日私たちは移動の途中で、もう一度フルトバンゲンに寄ってみることにしたのだ。

追記)リクエストにお答えして、この辺の地図をのせます。ドライブした全体の地図は、いずれトントンが描いてくれるでしょう。

はホテルのあるトリベルグ。は時計博物館のあるフルトバンゲン。一番上がアヘルン。黄色の線をズズズズと進んだ。





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