紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

パリ・ドイツの旅・14

2008-07-16 06:54:34 | 5・旅の日記
■フルトバンゲンの町

昨日はとしちゃん、散人さんのリクエストにおこたえして、地図をのせてみたところ、思わぬ反響で、さらにいろいろなことがわかった。
間違えて行っちゃったアルヘンは、直子さんのダンナ様の母上の出身地の近くだとか。シュバルツバルトさんからもメールを頂いて、今住んでいるところもわかった。何日も滞在しなかった黒い森地方だけど、おかげで、今までよりさらに身近な場所になった。

翌日、私たちは、トリベルグをあとにして、メーアスブルグに行くことになっていたのだけど、途中フルトバンゲンを通るので、もう一度寄ってみることにした。

シュバルツバルトさんが住んでいたのは、ここかしら、といいながら、家を眺めるトントン。




お休みで残念だったインフォメーション。前日ここに案内してくれた高校生の女の子たちの写真を撮らなかった。とっても親切な2人連れだった。



マーケットプレイスの近くの公園。





この町で残念だったことがある。ドナウ川のはじまりの一滴が見られなかったことだ。行きにあまりに道に迷ってしまったし、その日は土曜日で、インフォメーションが休みだったので、そこまで行く道がわからなかったのだ。

シュバルツバルトさんが行った時の記事(シュバルツバルトさん、直接記事にリンクさせて頂きました。)

私も実際に行って、こういう記事をここに書きたかったのだけど・・。

歩いていったら、片道1時間半。つまり、約7kmほどの距離。

このあたりの川はBreg川という。ドナウエッシンゲンでBregach川と合流してドナウの流れとなる。ドナウ川は、ここから2888kmもの旅をして、ドナウの河口(黒海)に流れ込むのだ。

でも、この町だって、かなりはじまりに近いところにある。それで、初日の午後、水の公園(というのかな?)にいって、子ども達が遊んでいるのを見たり、自分も一緒に遊んだ。






水をくみあげる機械。



井戸や水を堰き止めて遊ぶものもある。



子ども達がいろいろやってみせてくれて、楽しい時間だった。




けれども、今でもちょっとドナウのはじまりを見に行かなかったのは心残り。最後の最後に手に入れた地図を見れば、行けたのだけど。
しかも、トリベルグからフルトバンゲンに行く間の細道を入っても行けたのだった。でも、2度目にフルトバンゲンに行った日は、それから長ーいドライブをすることになっている。それまでの失敗の数々を思い出すと、早く出発しなければ、予定の町に到着できるかどうかだって、あやしいのだった。

でも、みなさん優しく、すてきな町だった。シュバルツバルトさんのブログに行き着かなかったら、きっと生涯訪れることがなかった町。たくさんの思い出ができた。アウフビーターゼーエン♪ 
シュバルツバルトさん、ダンケシェーン。これからもブログを見ていますので、よろしくね♪


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