紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

常念岳~槍ヶ岳登山・2

2008-07-25 18:12:19 | 3・山の日記
■ 7月20日(日)大天井岳(2922m)登頂

朝起きたら、ガスが出ていて、槍ヶ岳は見えない。

5:30 ホイッスルの2人も一緒に出発しようということで、準備をする。
後ろに見えるのが、昨日登った常念岳。




その日は、常念小屋とは谷を隔てた向かいにあるヒュッテ西岳まで、稜線沿いにぐるーっと回って歩いていく。




こういう稜線歩きは、大好き。



横通岳を巻いていく。




ホイッスルの2人は、私たちより3時間先のヒュッテ大槍まで行くので、先を急ぐ。
あっという間に、点になってしまった。私たちはゆっくりと花を眺めながら、山歩きを楽しむ。

雪渓を越えてゆく。




高山植物の女王「コマクサ」の群落が広がる。




途中で、霧雨でぬれるようになったので、雨具を着込む。




9:00 大天荘



ピストンで、大天井岳に登る。
登っているうちに、気づいたら、ホイッスルの2人が後から登ってきた。なぜまだこんなところにいるのかと思ったら、大天荘でコーヒータイムだったとか。



9:20 大天井岳登頂(写真トップ)


その後、ホイッスルの2人は駆けるように下っていき、それっきり、出会うことはなかった。

私たちも大天井ヒュッテを目指す。





ヒュッテが下の方に見えてきた。




10:35 大天井ヒュッテ着

そこで昼ごはんを食べる。

その後、牛首展望台に登る。けっこう急な道である。



11:30  牛首展望台。残念なことに、ガスが重くたちこめていて、槍ヶ岳は見えない。



12:00 再び大天井ヒュッテまでもどり、縦走を開始。

そこからの道は、高山の花が咲き乱れていて、すごくいい所。先を急がないので、3人でそれぞれ花を撮りながら、ゆっくりと進んで行く。




シナノキンバイ。



花については、またあらためてブログに書こうと思う。

12:54 ビックリ平。きっと晴れていたら、ビックリするような景色が見られるのだろう。その日の目的地、ヒュッテ西岳まであと2時間。




そして、ようやくヒュッテ西岳が小さく見えるところまでたどり着いた。



15:10 ヒュッテ西岳着。



お疲れさまのカンパイ!



翌日は、いよいよ槍ヶ岳登山である。
ところが、小屋に書いてある天気予報を見ると、あまりよい感じではない。
「曇りのち霧、一時雨。」




◆常念~槍ヶ岳登山=・2・ 

常念~槍ヶ岳に咲く花