昨日は、エマノン歌仙・その19<昼寝の子の巻> が巻き終わったので、反省会をした。
連句の約束ごととして、
「初表はおだやかに、気品高く、神祇、釈教、恋、無常、人名、地名などは避ける。」
というのがある。初表というのは、最初の6句のこと。
連句は前の句につけて詠まなくてはならない。
けれど、前の前の句からは離れていなくてはならない。
秋は3句、春も3句つづけるなど、さまざまな約束ごとがある。
気品高く、というのは判断が難しいが、なるべく本式に近づけたい。
そして、あらたな歌仙を巻くにあたって、発句を募集したところ、秋の季語の次の句が集まった。
夕風と 戯れおりし 乱れ萩 晩菊
の句が一番たくさんの票をあつめて、エマノン歌仙・その20「乱れ萩の巻」が今日スタートした。これから3ヶ月くらいかけて、楽しく巻きたい。
連句の約束ごととして、
「初表はおだやかに、気品高く、神祇、釈教、恋、無常、人名、地名などは避ける。」
というのがある。初表というのは、最初の6句のこと。
連句は前の句につけて詠まなくてはならない。
けれど、前の前の句からは離れていなくてはならない。
秋は3句、春も3句つづけるなど、さまざまな約束ごとがある。
気品高く、というのは判断が難しいが、なるべく本式に近づけたい。
そして、あらたな歌仙を巻くにあたって、発句を募集したところ、秋の季語の次の句が集まった。
赤とんぼ 飛びかう田道 待ち合わせ
見送りの 母の背中に いぼむしり ○
空高し 城址に立ちて 海ながむ ○
風すずし 美ら海のぞむ 丘に立つ
雨上がり 庭を彩る こぼれ萩 ○○
夕風と 戯れおりし 乱れ萩 ○○○
畳屋の 大きな日向 柿日和 ○
朝露の 田より飛び立つ 白き鳥
木犀の 香りとばすや 昏き庭 ○○
夕風と 戯れおりし 乱れ萩 晩菊
の句が一番たくさんの票をあつめて、エマノン歌仙・その20「乱れ萩の巻」が今日スタートした。これから3ヶ月くらいかけて、楽しく巻きたい。