紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

台風の被害

2017-07-06 06:59:45 | 23・三宅島のくらし
三宅島は、春夏秋冬、常に激しい風が吹き、大雨も多い。
なので、昨日の台風は、なんとなく騒がしかったが、そんなにひどい感じはしなかった。

ところが、一夜明けて昨日。
朝一で畑にいった夫から、ハウスのビニールが破れていて、とうもろこしが倒れていると連絡が入る。
午前中は、わたしは家でやることがあるので、午後買い物に行った後、手伝いにいくことにする。

ハウスの中に入ると、きれいに晴れた青空が頭上に広がっている。



様子を見に来てくれた、市役所の人。被害があった人には、共済会から保険が出るらしい。



オープンハウスになったとたん、鳥がミニトマトを狙って、食べにきていたという。
ビニールを貼り替えるのは、西野さんがいないと無理。
ということで、応急処置として、防鳥ネットをハウスの屋根にかけることになった。
この防鳥ネットが、あちこちに引っかかり扱いずらい。
夫がハウスの鉄枠の上にのぼって横に広げていくネットを、わたしがハウスの側面から奥に引っ張っていく。









完成したあとの防鳥ネット。糸が細いので、ほとんど見えない。



まあ、でもよかった。トマトもこれからだし、なすもたくさんなっている。
それを鳥に食べられてしまうのは、悲しすぎる。

帰ってから、頂いた夏みかんの皮と、収穫したトマトをオーブンで乾燥させた。(100℃ 90分)