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後にも先にも、私の人生で、あんなに迷ったことはない。
教師生活二年目で、教師をやめようと思った時のことだ。
驚かれたり、あきれられたり、反応はいろいろだったけど、やめた方がいいなんていった人は一人もいなかった。
安定した職業だし、男女の格差もないし、充実感の得られる仕事だったし、女性が働く場としての条件は整っていたし。
その後、やめてから最初の本が出るまでに、10年の年月がかかった。
それは、小学校を卒業し、中学校を卒業しても、まだおつりがくるほどの時間だ。
当然のことながら、平坦な道のりではなかった。
が、あれだけ迷って、やめる決心をしたのだから、後悔はしなかった。
けれど、もし…と考えることはよくあった。
もし、今も先生をしていたら……と。
トップの写真は、終わりの日が近くなった頃の、大泉学園小学校の屋上で写したものだ。誰がシャッターを押してくれたのか、まったく覚えがない。
T・M君がボールを持っているところを見ると、ドッジボールをして遊んだ後に撮ったのだろう。
毎日毎日が楽しくてしかたがない頃だった。
教師生活二年目で、教師をやめようと思った時のことだ。
驚かれたり、あきれられたり、反応はいろいろだったけど、やめた方がいいなんていった人は一人もいなかった。
安定した職業だし、男女の格差もないし、充実感の得られる仕事だったし、女性が働く場としての条件は整っていたし。
その後、やめてから最初の本が出るまでに、10年の年月がかかった。
それは、小学校を卒業し、中学校を卒業しても、まだおつりがくるほどの時間だ。
当然のことながら、平坦な道のりではなかった。
が、あれだけ迷って、やめる決心をしたのだから、後悔はしなかった。
けれど、もし…と考えることはよくあった。
もし、今も先生をしていたら……と。
トップの写真は、終わりの日が近くなった頃の、大泉学園小学校の屋上で写したものだ。誰がシャッターを押してくれたのか、まったく覚えがない。
T・M君がボールを持っているところを見ると、ドッジボールをして遊んだ後に撮ったのだろう。
毎日毎日が楽しくてしかたがない頃だった。
初めての本が出されるまでの10年間は、子供の世界を描くための土地作りの様な時の流れだったのですね。その間に立派な土壌が出来上がり、紅蓮さんの素晴らしい作品となって多くの人に感動を与えてくださったように思います。
今までのブログの端々から窺われます。
決心を出来たのは1~2年生と持ち上がって、中学年へ子供たちを送り込む一つのピリオドがあった時期だからという、機会なのもやりたいことに進むチャンスとなったのでしょうね。(悔いなく目的にすすめた)
教師としての全てのエネルギーを注ぎ込んだ2年間は、子供たちにとって幸せ!
今ちょうど、4月に刊行される本の校正をしていて、それは初めてのヤングアダルト向きの本なのです。創作だけれど、少しはその頃の自分の迷う気持ちなどをおりこんでいるので、この数日でよりリアルに当時のことを思い出すことができ、あしおとさんにも、なきむしさんにもとても感謝しているのです。
石ころだらけだった畑は、石を全部どけるまではとても大変だったけど、あとは毎年種さえまけば、野菜を植えることができるようになったんだなあ。
いつもその時その時を一生懸命生きていれば、結果はおのずと付いてくると信じて頑張っています。(難しいけど・・・)
紅蓮さんも、そのまま教師を続けるか、今の作家活動に進むか、それはそれは大きな迷いだったと思いますが、そして10年かかろうと今の自分に対して、良かった!と思えたら、それはOKなんじゃないでしょうか。
素晴らしい作品を多く書けることはとても幸せなこと。使われなかった人生もあるけど、今の紅蓮さんはとても充実していてステキです。頑張ってください。次の作品、ヤングアダルト向け?オールドアダルトもわかるかなぁ・・・
私はまだ石ころをどけている状態、頑張り時です。早く楽になりたいよう・・・!
楽しいのにやめた、ということは、児童文学のみちにすすみたかったのではないですか。意識されていたか、されていなかったかは別として。
平坦な道ではなかったとはいえ、私などは、まだまだぬるま湯です。
それで、石ころは今でもまだどけつつ、仕事をしています。
使われなかった人生。沢木耕太郎さんの本について書いたこと、覚えてくれてるんですね。
その本のことを思い出すときは、いつもこの頃のことを考えます。
「みんな すごいんだなぁ~」と感心しかありません
私は石コロもどけなかったし
耕しもしなかった・・
「我可愛さの」一言で生きてきました
自分が 望むと望まないに関わらず いろんな波風はザンブリ降りかかっては来ますが~
「頑張れ」って言葉
個人的に言うと 余り好きじゃないんです
「これ以上 どう頑張るねん!」って気分になる(笑)
仕事に関して言えば
自分にできる事しか 仕事にしてこなかった
けど結果 それが今に繋がっている
迷いの時
これからも 人生続く限り
訪れるんだろうなぁ~
感動的な日記が続いて心あったまります
今日は小雨ぱらつく悪天候のため外遊びはお休み
パソコンを楽しみます
Blogを読んで想像する限りでは、comugiさんは技術を持っているから。
それで、実は私は娘にはそういう道を行くのがいいのじゃないかと、それとなくすすめました。技術を持つという道を。
それでも、迷いは、常にありますね。誰にでも、いろいろなことで。
教師冥利に尽きるという言葉を、自分自身感じる時がくるとは、考えても見ませんでした。
幸せなことです。ほんとうに。
もう青森は寒いでしょうね。東京も冷たい雨が降っています。でも、寒いなら寒いなりのたのしい時が、だんだんと迫ってきますね。