紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

白毛門(1720m)登山

2009-08-03 18:00:56 | 3・山の日記
昨日の日曜日は、仕事仲間のEさんと夫と三人で、白毛門山に登ってきた。
去年は白毛門山から、笠ヶ岳、朝日岳まで縦走して、清水峠でテント泊。湯桧曽川沿いに土合までおりたが、今年は、白毛門山の日帰りである。

前日は、土合山の家に泊まる。夜にはどしゃ降りが降ったので、翌日行けるかどうかは微妙な感じになった。
晴れると、標高が低いので猛烈に暑いし、雨が降ると、木の根っこが階段のように続く道は、滑りやすい。

4:00 起床  

5:00 起きたら雨がやんでいたので、とりあえず出発する。

 


5:20 登山口

 


山道を登り始める。

 


少しすると、いきなり急坂になる。

 


(?)

 

 
木の根のはりめぐらされた急な道。きついので、30分に5分休まないともたない。

 


クサリ場もあらわれる。

 


8:00 松の木の頭 ここまで来ると眺望も開けるのでほっとする。 

 


見上げると、その日の目的地、白毛門の山頂が見える。

 


ところが、雨が降り出した。
ここから引っ返そうかとも思ったけれど、そのまま進む。

 


ジジ岩、ババ岩あたりの急な岩場を登って行く。

 
 

このあたりから、花がたくさん咲き出す。 
シモツケソウ。

 


タテヤマウツボグサ。

 


ニッコウキスゲとキンコウカの咲く斜面。

  


最後の上りのクサリ場に咲く花。ハクサンオミナエシ、別名コキンレイカ。

 


9:30 白毛門山頂  湯をわかしてスープを飲みつつ、昼ご飯にする。

 


白毛門山のとなりの笠ヶ岳、朝日岳が見える。

 


湯桧曽川を隔てた向こうには谷川連峰。

 


反対側は、上州武尊か?

 

10:20 下山開始   岩場は滑るし、道も滑るし、登りも下りもそう変わらないほどの時間をかけて、下って行く。

 


下りのクサリ場には、ちょっとビビる。

 


アカモノ(?)。

 


 ?

 


いつもは、白毛門山は、登るだけなので、先を急いでいて、ゆっくりと森を見ることがなかった。
今回、同じ道を往復するので、森をじっくりと眺めて楽しむことができた。

実に、樹齢のいっていそうな巨木がたくさんあった。

 


これは桧の洞=ヒノキのウロという名前らしい。

 


 


山の家が下の方に見えた。

 


最後は美しいブナの森。

 


一日じゅう人に会わないなあと思っていたら、最後の下り頃、湯桧曽の本谷や、白毛門などの沢登りをしてきた若者達に、つぎからつぎへと追い抜かれた。
若者達は、尾根歩きじゃなくて、沢登りをしているのだね。



14:50 土合山の家到着。

お風呂に入ってから、カンパイ!