経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (3)

2020-03-28 07:44:42 | なし
◇ アメリカが感染爆発の危機に = 新型コロナ肺炎による死亡者数。日本時間27日午前0時の集計によると、1位はイタリアの7503人、2位はスペインの4089人。この両国の死亡者数は、3位の中国3287人を上回った。続いてイラン、フランスの順となっている。アメリカは990人で6位、日本は57人で10位だった。1週間前と比べた増加数でも、イタリア、スペイン、フランス、イラン、アメリカの順となっている。

人口の差を加味して100万人当たりの死亡者数をみても、イタリアは123.8人で圧倒的に多い。次いでスペインが87.6人、イランが27.3人、フランスが20.5人。続いてアメリカが3.0人に上昇してきた。日本は0.45人で8位となっている。前週と比べた増加数でも、この順は変わっていない。ただ日本は0.15人の増加、中国は0.03人の増加で7位と8位が入れ替わった。

これらの数字から読み取れることは、まだ感染爆発の渦中にあるのは、イタリア、スペイン、イラン、フランスの4か国。そこへアメリカが近づく気配を見せている。一方、中国は危機を脱したようだ。それにしてもイタリア、スペイン、フランスの現状はすさまじい。専門家が解説しているように、ハグやキスの習慣だけが原因なのだろうか。

中国式の強権による都市封鎖が、効果的らしい。いまイタリアやスペイン、フランスでも、大掛かりな都市封鎖が実行されている。数週間後には、その効果が現われるのだろうか。その半面、アメリカや日本では強権による都市封鎖は実行がかなり困難だ。ある程度の行動規制で、爆発的感染を防げるのかどうか。あと2-3週間で、結果が判明するだろう。

       ≪27日の日経平均 = 上げ +724.83円≫

       【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】   

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