魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

恐ろしい反則いくつか

2014年08月19日 | ワイン ~2019年
秋のワイン試飲会の案内がいくつか届いております。


今年は恐ろしい日程と密度、すごい重荷が押し寄せました。

中でも9月の16日に20社以上が集まる試飲会(通常の試飲会の3倍以上は絶対に
アイテム数がある。多分300~400アイテム以上は確実)に続き、その翌日(9/17)
にI社とM社の試飲会がガッチャンしました。

I社はいつも約180アイテムはあるし、M社も150アイテムはあるでしょう。
これを1日で移動しながらやっつけなくてはなりません。


もちろん他にもあるわけですが、この9月の連チャンは重荷です。
福岡に泊まろうと思います。体と情報処理能力が大丈夫か?すごく心配です。


多分今までで一番しんどい日程です。
ここまでくると反則だと思う。

ここはワインショップ店主として、覚悟を決めて立ち向かわねばなりません。

サッカーだとオリンピックとW杯が一度に押し寄せるようなものです。(違うかぁ~???)


ウルトラマンがバルタン星人とレッドキングとケムール星人をまとめて倒すような
ものです。(これも違うと思う、勝手に単語を並べてみました)

ワインの前に立つライオンでありたい・・・?!




さて、今夜はこれ。





2011 ソラネラ(ボデガス・カスターニョ)
  (スペイン、イエクラ地区、モナストレル種、カベルネ種など、赤、千円台前半)


香りはプラム、プルーン、コンポートにミネラリーでどこか花や甘い香り、若くて
フローラルでフルーティーさが覆っています。


味わいは濃くて、かなりしっかりしています。2千~3千円の品格と格調。
心地良い濃さと、しっかりタンニン、きれいな酸、本道を行く赤ワインです。
輸入元のセールだったので買ったのですが、もっと買っておけば良かったかなあ。
ちょっと悔しい。

堂々として正統派です。モナストレル種のしっかり感と濃厚さとちょっと暗さ、
そこにカベルネ種の華やぎ、そしてガルナッチャ種の明るさと親しみやすさ、そんな
各要素を融合させた味わいでしょう。

これは買っておいて損はないですよ。ただし本数があまりないので、お早めにお願い
いたします。このコスパも反則でしょう。


この「ソラネラ」に関しては、正直だんだん売りたくなくなってきました。
(お店が売らないのも反則かもね)

そんな訳で売り切れの際はご容赦ください。

コメント
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