魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2匹めのドジョウは・・・

2015年06月03日 | ワイン ~2020年
またまたこれ行ってきました。


「マドゥバニ」です。中毒ですね。

何でも今月10日ごろ発売の雑誌「ポパイ」の長崎特集があって掲載されるそうです。
全国に打って出ることになるのでしょうか。

ちゃんぽんでもなく、原爆資料館でもなく、グラバー園でもなく、そんなメジャーで
ない長崎のマイナーポイントなら私は結構知っています。(笑)

他にも名を上げて欲しいお店はあるのですが、なかなかねえ・・・。



今夜はこれ。




この白(トロンテス)がお値段の割にとても美味しかったので、赤(マルベック)も
お試しです。


2014 ミシェル・トリノ トラディショナル マルベック
  (アルゼンチン、マルベック種、赤、800円程度)

香りはプラムやブラックチェリー、ドライフルーツなどのベリー香に黒土や革、少し
ブラックペッパー、ゴムなども。香りだけだったら南アと答える可能性もありますが、
これが「南半球たる何か」かもしれません。豪大陸だってきっと共通する何かがある
と思います。

味わいは価格としてはフルーツがしっかりしており、あまり安ものには思えません。
酸の張り、ほど良いタンニン、コストパフォーマンスは良いと思います。

ただ、キャラが独特で多くの方には受けない可能性もあります。
ちょっと暗め?な部分と華が弱い、どこか焦げたような、黒土や革っぽい垢抜けなさ
を感じてしまいます。

実は私は南アフリカのワインがあまり得意ではありません。白状します。
そのどこかと共通する接点を感じます。俗に「チリ臭」などと言う方もいらっしゃる
かもしれませんが、ヨーロッパのワインを基準に飲んで歳月を重ねてきますと、
微妙に苦手になる要素を発見してしまいます。

白は良かったですが、赤は残念ながら・・・ですね。

また探しましょう。


コメント
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