魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

儚い存在

2015年06月21日 | ワイン ~2020年
昨日は「あじさいプレミアム商品券」の2回目の発売日でした。
(10000円で購入、11500円のお買い物が出来ます)

私も奥さんも発売日を知らず、お客さんから聞いて「そいやったら買ってみようか」と
いうことで、私が午後2時過ぎ頃バイクを走らせたところ、近所は売り切れ、次に近い
新地町の橋の上も売り切れ、あげく商工会議所まで行ってみるも売り切れでした。
相当行列が出来て混雑したことのようです。

やはりというか・・・情けないというか・・・
なんとなく幸うすい・・・私はそんな人間です。


奥さんといつもふたりで話すのですが、私たちは戦争や災害になったらほぼ真っ先に、
例えば映画、ドラマなどで、よく真っ先に見張り兵や住民が犠牲になる、そんな一番
か弱いところの存在に近いよねぇと。


なんとなく、うちのお店もそうですが、たいした生命力は持っておりません。
並ぶのも苦手で、人が集まっているところもやはり苦手。
やってること、応援すること、たいていはマイナーで陽の目を見ることはありません。

「まあ、そんな人生だよね」とふたりで苦笑いです。


逆に、こうしてマイナーに儚く生きている人たちも案外多くて、世の中は作られて
いるのかもしれません。

今世間を騒がせている「戦争法案」も通ったら、私たち夫婦のような人間から犠牲に
なるのかもね。ただね、ひとつだけお願い。親の介護を放り出しては死ねません。そこ
までは戦争も待ってくださいな。せめてそんくらい時間を稼ぐ外交努力だけはしてください。
今の日本や政府にはたいした高望みはしません。せめてものお願いです。




さて、目の前の現実問題。

本日はV・ファーレン長崎はカマタマーレ讃岐戦。丸亀競技場で行われます。

当然、丸亀製麺の讃岐うどんを食べてアウェー戦を応援することになるかと思いますし、
そんな行動をとるV・ファーレンサポさんも多いのかな?!
(敵は絶対リンガーハットでちゃんぽんを食べている可能性も高い)

3連敗のあと、しっかり勝利してもらいましょう。

もしかしたらココウォークのパブリックヴュー会場、ココサテに行くかもしれません。
嫌なことを忘れて、試合の、その瞬間だけは応援に燃えたいです。




さて、今夜はこれ。




2013 パインリッジ シュナン・ブラン・ヴィオニエ
  (USA、シュナン・ブラン80%+ヴィオニエ種、白、2千円程度)


香りは青い柑橘、シトラスやみかん、ライムなどに青草やセルロイド、さわやかです。

味わいはすっきりとした中に、とろみやきれいな花のような風味、つややさかを感じます。
とてもきれいですが、どこかヴォリューム感がもっと欲しい気もします。

実はこのワインは半年ほど前に、その時点での不採用を決めたのですが、時間が経って
落ち着いてくると、きっと良い感じなるのではないか?という予感があったので、
待った上での試飲です。

正直、良い感じになってきていると思いますが、もうちょっとヴォリューム感が足りない
気がします。これ以上待つと新ヴィンテージが出るかも。なんか微妙な感じです。

このワイナリーは大変良いです。このワインも多くの方が美味しく飲むことが出来る
だろうと思います。私も美味しくは飲めます。ただ、前のヴィンテージが良かっただけに
ちょっとだけ残念なのです。微妙なワインです。


コメント (4)
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