魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

長崎が遠い-舞鶴麺飯店

2015年06月19日 | 美味しいもの
福岡でのランチはカレーでなく、ましてやラーメンでもなく・・・

この有名店へ。たまには変化球でいきましょう。



試飲会会場近くの「舞鶴麺飯店」。とても人気があるようです。


メニュー見えるかな?



私が行った時は7、8人待ち状態。面倒なのでそのまま並びました。15分くらい待ち。


どのメニューも美味しいと評判だそうですが、一番このお店の基本的スープを味わい
たかったので「五目あんかけ湯麺」にしてみました。

面白いのは「皿うどん」とかもあって、長崎のとはどう違うんだろうか?
いろいろ考えてみます。


実は福岡でもちゃんぽん、皿うどんは結構ポピュラーでメニューに載っているところも
多いです。最近は福岡のみならず、全国的にも増えているようです。
ただ、長崎と違うのはその風味。例えば・・・


といってる間にやってきましたよ。


ごはん小が50円で付きます。良いサービスですね。

まずスープをひと啜り。おお、その瞬間に上の謎(皿うどん等の味の違い)が分かりました。
まずこのスープは鶏ガラダシに醤油ベースです。引き締まっていてさらに旨さも出ています。
美味しいんです。実際お客さんの入りが証明しています。


ただ、長崎とは味が違います。(どちらが正しいとか良いとかではありません)

長崎だったらもっととろみが強く、甘さがあります。
ここに決定的に長崎とそれ以外と地区の中華の味の違いを感じました。

皿うどんも見た目、醤油ベースのあんで長崎特有の甘さが足りないんです。
俗に言うところの「長崎が遠い」そんな状態です。(方言?)


もちろんこれはこれで美味しく頂きました。完食!



皿うどん、中華あん、ちゃんぽんなど、基本の中華スープの味が長崎以外は違うんですね。

逆に、長崎は長崎独自の甘さを否定しないこと、独自の中華の味を失ってはいけないなと思いました。
もしかすると、ちゃんぽんや皿うどんに「酢」をかけたりすると、俗に言うと「長崎を失う」ことに
つながりはしないだろうか。

そんなことをふと感じました。正解かどうかは分かりませんが、そう思いました。
そのうち長崎の某店で同様のメニューを食べてみたいと思います。

コメント (4)
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