魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

Ch.ピネレ カオールMlb-ぶぶか油そば

2022年01月27日 | ワイン 2022

今夜の試飲はこれ。

いつもと違ったアングルで。

パニエに入れて抜栓してみました。慣れないのでなかなか難しいです。こぼしそうになります。

いや、ほんのちょびっとこぼれました。

今まで数千本のワインを開けてはいると思うけど、パニエはやったことないのさ。

通常のワインライフではパニエなんて使うことはまずないんだよね。

 

 

 

・・・ということで、いつものアングルで。

2018 Ch.ピネレ カオール マルベック

  (仏、南西地方、マルベック種、赤、千円台半ば程度)

 

マルベックは黒く力があり、肉にもよく合うといわれています。

香りはプラムやドライフルーツ、コショウやシナモンなどスパイスの混じったインク、土、

乾物、キノコなど。

 

味わいはこの価格としては濃く、骨格もしっかりしています。キュッとくるタンニンは

力強く全体を引き締めます。酸味もしっかりありますが果実味の方が勝って覆われています。

この価格のワインとしてはかなり長命で、今飲んでもパワフルで美味しいですが、3~5年後に

もう一度飲んでみたい気になります。

 

特に2018年はフランスで全体的に偉大な出来となったので、この穴ワインでも7、8年はいけると思います。

10年過ぎてもOKかも。それくらいのポテンシャルを感じます。ただ、柔らかくなったカオールの

マルベックとかあまり求められないであろうから、このパンチのある味わいを楽しむのが良いかな。

出来たら焼き肉やステーキ料理と一緒が良いでしょう。

 

 

お昼は大人しく・・・

ぶぶかの油そば 5辛を。

 

予想ほど辛くはなく黙々と食べる。しかし最後にやや蓄積してきて、あら辛かったんだなー。

と少し思うくらいです。確か100円くらいだったのでメチャありがたいです。

また買いに行こうかな。(笑)

辛いもの好きはスーパーの棚が一面空っぽになっても、必ず辛い商品は残っているので

サバイバルできるんですよ。

 

 

さて、バレンタインデーにおすすめの赤いきましょう。

こちらに書いてもまったく反応がないので悲しいけど一応書きましょう。

これね。

 

ラベル拡大。

2019 ターリー ジンファンデル オールド・ヴァイン

  (USA、ソノマ地区、ジンファンデル種、赤、5千円台)

 

これはマニアが喜ぶワイン、そして長崎ジンファンデル愛好会会長の私が推しのワインです。

USAで買うとなぜか100ドル以上したりします。日本では昔からのコネクションで恵まれていて

USA本土よりも安く買えたりします。

 

味わいは圧巻でフルボディ。ドカ~~~ンと分厚い果実味がたなびきます。

旨味も抜群で初心者もマニアもみんなが喜ぶ味わい。結構スーパーなワインだと思います。

このワイナリーは1万円以上するジンファンデル種のワインもいろいろとラインナップが

あるのですが、この5千円台ので十分に威力を発揮します。

ということでぜひ一度お試しください。

 

コロナ禍の酷い状況下ではありますが、せめてお家では美味しいワインでおくつろぎください。

 

 

コメント
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