魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

時間を重ねて

2011年12月18日 | ワイン ~2020年
昨日からいろんな人間ドラマを感じました。


とある音楽の先輩の夫婦間のトラブルがとても残念な結果に終わったこと。
とてもショックでした。

言わなくても伝わること。ちゃんと言わないと伝わらないこと。

そんなこんなの行き違いって、誰と誰でもきっとあることなのでしょう。
大切な思いは伝えておかないと生涯悔いを残すかもしれません。
(私が偉そうに言うことでないことはわかっています)



その後、とあるお客様、私よりも少しだけ年配の方ですが、奥さまを亡くされ
た話を偶然お聞きして・・・またしてもショック。


こちらとて、伝えたくても伝えることができない気持ちが、きっと溢れんばか
りにあったことでしょうねえ。


数年後の自分自身に置き換えてみると、いたたまれない気持ちになります。


さすれば、みな様の後悔しない人生を、前向きな人生を願わずにはいられません。





さて、今宵はちょっと昔に思いを馳せます。
19年前に乾杯!です。輸入元のサンプル試飲、今日が最後です。






1992 ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ(ヨセフ・クリストフェル)
   (独、モーゼル地区、リースリング種、白、4千円程度)

1992年のほぼ20年もののドイツ甘口です。

感激してしまいますね。

特にドイツは普段ならまず選ばないし、飲まないからなおさらです。


香りはアプリコット、パイン、パッションフルーツ、洋ナシなどニュアンスの
あるフルーツ香に蜜、松ヤニ、シンナーなど。


味わいは甘いですが、熟成の深みもあって、濃くちょっと沈んだイメージです。
しかし酸もしっかりとあり、輪郭もはっきりとしているので、飲んでいて気持
ちがいい。

とっても美味しいけど・・・・・甘口はたくさんは飲めないです。


これをお求めの客さまは、あまりいらっしゃらないと思うので、入れることはし
ません。でもこういった経験も時々は必要で、不遇な目にあっているドイツワイン
を見直すきっかけかもしれません。

世界も広くて、時間の積み重ねも奥深いのですよねえ。(しみじみ~)

人間ドラマも、時間が経つと美しく変わっていくのでしょうか。

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がんばれ!我らが・・・

2011年12月17日 | ワイン ~2020年
コ〇ウォークのフードコートに我らが長崎の「リンガーハット」が出店
したとの情報を聞きました。


場所はもともと私の大の苦手のラーメン店「ば〇から」があったところです。

なぜ苦手かといいますと、アイスクリームをすくうような半球型のような
器具でラードのかたまりを投入するのを見て、さすがにこれは食えん!
と思いました。あんなに脂ギトギトすぎるのは無理です。

長崎人の嗜好を考えて、少しあっさり系のバージョンも作っていたかも
しれませんが、どだい脂に頼り過ぎの味付けって・・・・・ねえ。



さて、怪しいラーメン屋はいいとして、リンガーハットの新店舗の横は行列
の絶えない「丸〇製麺」なんですよね。

普段、まず応援しないチェーン店ですが、兵庫のチェーン店よりは(実は本場、
香川県ではなく、兵庫の焼鳥屋からスタート)長崎発祥のチェーン店を推す
のが地元人でしょう。(V・ファーレンのスポンサーですしね)

讃岐うどんなんかに負けるな!

と言いたいです。


叱られそうですが、実は私は讃岐うどんが苦手です。あの食感は最初は良いの
ですが、だんだんと餅をほおばっているような感覚になり、ちょっとうんざり
して時々残したくなったりします。



長崎人なら細めの五島うどんとか、島原のソーメンを応援したいところ。
出汁はどこも似たようなもので、たいしたバリエーションはないですし、
たいてい変わり映えもしません。


・・・・・と偏見に満ちた意見をぶちまけたところで、



さて今夜もワイン。






2004 ポッジョ・アル・ルポ
   (伊、カベルネ種主体、赤、6千円程度)

香りは黒糖、プラム、ブラックベリー、黒土、ドライフルーツ、
コーヒー、ココア、そんな厚手の沈んだ香りです。

味わいは凝縮した果実味がしっかりとした広がりをみせ、エキス分
が舌にまとわりつき、重さとブラックチョコの濃厚な風味がずしんと
きます。深い味わい。

ボルドーや沈んだ感じがお好きな方には、かなりの満足度でしょう。


そりゃこの価格だったら美味しくないといけないわけですが、なんと
輸入元のセール品にて4割引き程度で出せるとのことですので、採用
することにしました。3千円台半ば?

間もなく入荷しますので、ぜひお試しください。

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思い出に乾杯

2011年12月16日 | ワイン ~2020年
今日は寂しいニュースがありました。

愛宕町にある「長崎スポーツセンター」が閉館だそうです。

来年1月9日らしい。老朽化で解体です。


小学生の頃からずっと通っていた懐かしい場所。

プール、ボウリング、アイススケート、ビリヤード、卓球、釣り堀、
卓球、大人になってからはゴルフ練習場などなど・・・

とても寂しい。



目を閉じると情景が浮かんできます。
思いっきり遊んだ日々やその時の香りまで。数えるときりがないほど
軽~く100以上のシーンがよぎります。

長崎っ子、特に中央部~南部地域の方なら思い出深いでしょうね。
小中学校が壊されるに匹敵するくらいなんです。


最後に1月になったらボウリングに行こうと思います。
写真も撮っておこう。


しかし、どうやら私が小さい時に遊んだ懐かしい場所は、次々と
壊されていきます。山の中ですら今では道路になったり・・・。



さてと、気を取り直してワインを飲みましょう。

思い出に乾杯です。


輸入元の営業の方が見えられ、少しづつ小瓶に移していただいたので
夜な夜な楽しむことが出来ます。今宵はこれから。






2008 ロッソ・ディ・モンタルチーノ(シルヴィオ・ナルディ)
   (伊、サンジョヴェーゼ種、赤、2千円台後半)

赤土、革、沈んだ中にもやや明るさのあるベリー、軽くシナモンなど
香ります。

味わいは一見重くはない果実味ですが、奥の方ではしっかり感があって、
タンニン、酸も後から感じるタイプです。若さゆえかもしれません。

革などの動物的ニュアンスが多めで、派手さは少なくて地味、滋味あふ
れるって感じもします。土っぽさが多くて当店のタイプではないので
採用はしませんが、個人的には平気で・・・・いや、やっぱり違うかも。



さて、明日は遠方まで配達で回ります。
寒いけどがんばろう!


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甘~い泡

2011年12月15日 | ワイン ~2020年
南米代表「サントス」相手に「柏レイソル」の健闘をたたえ、引き続き泡もの
を行きます。

って試飲ですけど。


右サイドの酒井選手良かったですねえ。海外でも通用することを証明した
んじゃないでしょうか。
サントス強かったけど、日本のチームだって絶対に勝てない相手じゃないで
すよね。いつの日かリベンジしてもらいましょう!



さてワインです。

かつてはとても苦手だった泡もの。
最近だんだん飲めるようになってまいりました。

昔はビールも好きではなかったのですが、あまりにいろんな種類が発売
され始め、試飲をかねて飲むようになってから、徐々に泡自体に慣れて
きたのかもしれません。



その泡とはこれ。






NV クレレット・ド・ディー(カロ社)
   (仏、クレレット種、ミュスカ種、白泡、千円台)

ミュスカの香りがします。ピーチ、ミネラル、白い花、石灰やチョーク、
マシュマロ、乳酸など香ります。


味わいは甘口(ホントはやや甘口と表されます)です。
甘口は苦手ですが、泡があってさわやかなので、何とか飲み進めることが
出来ます。イタリアの有名な泡もの「モスカート・ダスティ」のような感じ
です。

野郎にはちょっと厳しいかもしれません。女子には大変喜ばれる可能性は
あります。女子会とかにはマストアイテムかもしれませんが、当店の女子の
お客様には、こんなタイプのものは受け付け難いかもしれません。


採用は見合わせて、おっさんの私ひとりだけ、これを飲んで・・・・・
女子会気分?になろうかと思います。


そいにしても甘か~!

人生もこれくらい甘くあって欲しいとです。


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あっしにはかかわりのねえことでござんす!

2011年12月14日 | ワイン ~2020年
もうね、前祝しちゃおうっかな~♪


本日の「柏レイソルVSサントス戦」

正直柏が勝つとは言えませんが、かなり健闘してくれるであろう?ことに
乾杯をしたいと思います。


・・・・・って試飲なんですけどね。



今宵はクリスマスも近いし、泡ものです。





NV dA ブランケット・ド・リムー
   (仏、リムー地区、白泡、千円台半ば~後半)


金属、軽油、焼きリンゴ、ビューンと伸びる飴、などか黄金色に混じって
香ってきます。ちょっとゴージャスか?

味わいはリンゴを思わせゴージャス感がありますが、やや弱い。
泡の立ち方もいまいちで、しっかり感としては弱めか。

ただ価格を考えると、そう悪くはありませんが、ブラン・ド・ブランなどが
お好きな方には、ひと癖あると感じられるかもしれません。




しかし、どうですか?この泡用のグラス。

「ワイングラスの足をなくす会の会長」としましてはこういうのを用意
しております。 2脚しか持っておりませんが・・・。はっ!

脚って「足」じゃん!


グラスを「脚」と呼ぶ呼び方もやめなくてはなりません。
1個、2個でいいか、いや、1グラス、2グラスか?


あっしにあっしはかかわりのねえことで
ござんす!






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今年最後のラーメンばなしか?

2011年12月13日 | ワイン ~2020年
昨日書き忘れておりましたが、「あえそば対決」よりも、もともと千々石の
「げんこつ家」に行こうとしておりました。

だって美味しいスープが飲みたいじゃありませんか。
(あえそばって美味しいけどスープがないのは致命的に物足りない)


で、お店に電話してみたところ、ここ10日ほど休んでおられて、研究中だった
みたいです。いつも呼び戻しスープと当日の仕込んだ分を混ぜてバランスを
とるのがかなり難しいらしく、店を開けられない日も多かったらしいのですが、
その原因がやっと分かったとのことです。

そうなると再開の日も近いでしょう。このお店のファンの方々、もうちょっと
の辛抱でしょう。

私も早く行きたいのですが、今年は無理かもしれません。
日曜日もお店開けますからねえ。どうだろう???


来年は佐賀県遠征もしたいと思っております。佐賀ラーメンってめっちゃ
美味しいですよねえ。


そんなこんなで、今年の3星ラーメンは・・・

・柊の「あおさラーメン」と「トマトラーメン」(麺はストレート固を選択)
・げんこつ家のちゃんと出来上がった時のラーメン
・わげの「お魚とんこつラーメン+スープ付き替え玉」
・かんしゃく魂の「脂少なめラーメン」
・ラーメン家 政の「キャベチャー+海苔10枚、ライス付き」などです。(順不同)


そういえば昔よく食べた浜町四つ角付近のとある屋台のラーメンを食べたい。
そして「スカイランド」(現三景台団地)にあった中華屋のラーメンを食べたい。
(子供の頃に最高に好きだった幻の味!)


今年はもうラーメンの話題はもう書くこともないかもしれません。
(ひっそりとは食べるかも?ですけど)





さて、今宵はこれです。






2009 コスティエール・ド・ニーム(ガーヴ・ド・モンテライユ)
   (仏、コスティエール地区、赤、千円未満)


落ち着いて沈んだ香り。派手さのないプラム中心。奥の方にやや赤系の
ドライフルーツの香り。あとは赤~黒土、乾物のようなドライで革や
スパイスも。

味わいはそんなに重くもなく、ミディアムくらいの濃度。
まったく媚びない甘さで、確かに地味。

しかし、このワインは飽きません。程よい加減の落ち着きと甘さで
玄人受けの渋さです。(この渋さはタンニンではなく表情です)
お手軽価格でしっかり感と、移行してゆく表情を感じ取っていただきた
いです。



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拉麺御殿団のあえそば対決!

2011年12月12日 | 美味しいもの
拉麺御殿団(ラーメン5店団、5店舗による長崎のラーメン界を盛り上げよう
とするグループ)による企画、「あえそば対決」に行ってまいりました。







まずは「つけ麺洋ちゃん」にて「洋ちゃん」と「柊」のコラボ。
題してアダルトチームの「牛骨伝説」を。






右のトッピングなしでも牛骨のエキスや脂があるので十分美味しい。

トッピングは指定があって、写真上の方から下へと乗せて食べて欲しいとのこと。

赤いのは肉の煮込み・・・・・ぐっと美味い!肉を食べて濃厚な味わいに。
下のホウレン草でさっぱり。次にエノキは酸っぱくしてあって酸味が加わり、
ハッとさせられ、最後に和えたモヤシで食感を変えシャキシャキッと。

牛の安定した味わいに支えられ、それにプラス見事な時間差攻撃。

ただ、麺が少し固めで噛んだ面さえもつるっとしていて
欲しいくらいでしょうか。ちょっとだけぼそぼそ感がありました。
しかし全体的にかなり良い出来だったと思います。







そしてこのお店へ。





「ラーメン家 政」にて「政」と「ラーメンわげ」のコラボ。
題してヤングチームの「ナベローテーション」を。






こちらは、まさにうどんです。スープがちょっとだけあるので「ぶっかけ
うどん」くらいの状態。和風の味。
醤油や昆布などのダシのイメージです。麺はこちらの方がつるつるとして
良いかも。具材は白菜、ネギ、海苔、薄揚げの中に肉団子となぜかコンニャク。

まとまった味わいです。でも面白さは弱いかなあ。これならぶっかけうどん
食べるのもそう変わらないかも。美味しいのは美味しいです。

ヤングチームだけに若さゆえか、塩味、酸味などがまだとげとげしさがあって、
あくまで個人的な意見だけどリピートはしないだろうな。「うどんを食べる時、
代わりにこっちを食べる」程度ならいけますが。きびしいけど。
でも真剣さは十分に伝わってきました。



そんなわけで、前者へ投票してまいりました。
(集計結果は知りません)



しかし、新作の商品開発ってキャラや個性が出るものんですねえ。
若さやエネルギーだったり、熟練やテクニックだったり、こだわる部分
だったり・・・と。熱のこもった対決、とても楽しい体験でした。

ごちそうまさ~!



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柏レイソルすごいぞ!

2011年12月12日 | Weblog
トヨタ・クラブW杯での「柏レイソルVSモンテレー」戦、良かったですねー。


まず良い試合でした。北中米代表のチームですから当然かなりの強豪。

試合開始の状態ではどうなることやらと思っておりましたが、時間が経つと
だんだん慣れてきてレイソルのサッカーがやれるようになりました。


レアンドロがすごすぎで日本代表に欲しいくらい?いや、長崎のV・ファーレンに
来てくれないかなー(ありえんけど)

FWの工藤選手、よく走っていましたが、若いのでもっともっと伸びて欲しいなあ。
海外移籍した大津選手もいたんだよなあ。
いやあらためて良いチームでした。


モンテレーも(ワインだとモンテリーってありますし、うちの近所にホテルモントレー
というのもあります。もとは同じものかな?)デルガド選手が良かったなあ。


さてと、次がまた楽しみですね。

これを励みに仕事もがんばれますよー!




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スープのないラーメンなんて

2011年12月11日 | 美味しいもの
本日は柏レイソルの試合もありますが・・・・・、

これもあります。






かつて「クリープのないコーヒーなんて」って歴史的キャッチコピーが
ありましたが、最近は逆ですね。クリープの入ったコーヒーなんて飲み
たくもありません。ラテとかもです。ブラック派なので何も要りません。


その話はともかく、「あえそば」とは長崎人にはとてもなじみが薄いも
ので、「汁なしラーメン」のことのようです。


ちょうどパスタ程度の和えたラーメンの麺で、悪くはないし、ひとつの
料理としてはアリでしょうが、ラーメンとしてはナシです。(まったく
個人的な意見)

だってラーメンは「スープが命」ですから。



で本題ですが、このラーメン御殿団によるあえそば対決は長崎駅前の
「ラーメン家 政」と「洋ちゃん」の2店舗にて食べることが出来ます。
この日だけのメニューですので行く価値はあるでしょう。


でも私はスープがあるほうがいいので「げんこつ家」を目指します。
今年ももう行けそうにないので食べ収めをしたいからです。

でも、開いてない可能性がかなり高いので・・・・・その時はあえそば
対決行ってみようかなあ。


ところでぼちぼち年賀状の作成時期となりました。

毎年悩みに悩んで写真を撮ったりして作成するのですが、今年はどこを
撮ろうかと止まったままです。どこも候補地が浮かびません。

年賀状作成の悩みってみなさんも同様でしょうか。
それともメールで済ませる方も増えたのでしょうか。
一年に一度のことですからうちは手作りしていますよ。

アイデアを絞り出して頑張ります。




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ボディーにこたえる

2011年12月10日 | ワイン ~2020年
今月は「ラーメン家 政」のサイト(ブログ)にてトッピングサービスが
「キャベチャー&海苔」と書いてありましたので行ってみました。







ドッカ~ン!!!


冷たいキャベチャー(キャベツとチャーシューを和えたもの)と熱いラーメン
の対比が美味しさをかきたてるのですが、さらに海苔10枚。ランチタイムです
のでごはんまで付いています。(600円)

スープに浸した海苔でごはんを巻いて食べるとこれが美味いんだよな~。


最強の満足度で恐れ入りました。
お腹いっぱいでちょっと苦しいです。

これをお読みのみなさまも今月のサービスは見逃せませんよ~。





さて、今夜のワインはこれ。






2010 ボディーニ マルベック
   (アルゼンチン、マルベック種、赤、898円)

アルゼンチンといえばやはりマルベック種。ジェフ・べックではありませんよ。


さてと、プラム、ブラックベリーなどのフルーツが香ります。

味わいですが、最初は単調で、そんなにどうということもなかったのですが、
本日(2日目なのです)は酸がしっかりと輪郭を取って、しかしつんとしては
なくて、柔らかさも出てきました。たいして濃くもないでしょうが、この価格
ならまずまずでしょうか。


ラーメンもこのワインも「ボディーに」くるかな???




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本当の喜びはこれからですから~

2011年12月09日 | ワイン ~2020年
柏レイソルやりました。

トヨタ・クラブW杯でオークランドシティ相手に勝利。


出来としては、まだまだいけてたかもしれませんが、無難に勝利。

ホームですから、まずこれは良いでしょう。




祝杯!と思ったけれど安酒にしましょう。


トーナメントもまだまだこれからですからね。


さて・・・、






2010 ミラモンテ カベルネ、メルロ
   (チリ、赤、500円台)


うーんお安いですね~。でもこんなので当たりがあると嬉しいじゃあり
ませんか。


さて香りはよく家内と話す時に「チリの香り」と名付けている「ビニール
のような香り」(ポリエステル?)っぽい香りがします。
土壌から来るのでしょうか???

味わいは青茎やちょっと苦みのようなところがあって、それを無視すれば
ちゃんと飲めはしますが、赤ワインに求める美学や満足感とはちょっと違う
異質なもの、科学的とも思われるものを感じてしまいます。

補アルコール材としては申し分ありませんが、こんなん飲んだ方は、少なく
とも赤ワインの本当の喜びは感じないのではないでしょうか。

少し前に飲んだこのシリーズの白の方がまだ害がないと思います。


ちょっと冷たい書き方ですがこのワインをデイリーにすると、素晴らしい
人生を描くには物足りないんじゃないかなあ。ヨケイナオセワ?



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池島を思い飲むピノ

2011年12月08日 | ワイン ~2020年
私のような炭鉱マニア?にはかなり期待の映画、「信さん・炭坑町のセレナ
ーデ」が長崎セントラル劇場にて上映されるようです。12/17から12/30まで。
長崎セントラル劇場にて。

大好きな池島にてロケがあったらしい。


う~、この年末に行ける状態かどうか?
なんとか仕事を抜け出して行きたいなあ。


もういつも仕事を抜け出すことばかり考えている私・・・・・





そうそう、時期として忘年会もそろそろじゃないですか。


美味しいピノを飲みたいぞ!



というわけで、今宵はこれ。

最近試飲の名のもとにちょっと贅沢しておりますが、多分続きません。
もういっぱいいっぱいです。






2009 モンテリー(パラン)
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円台)


私の好きなドメーヌ・パランです。

若い当たり年の09年。どこかに赤と青の紫を感じさせる色合い。

香りはクッキー(焼き菓子)とチェリー、イチゴ、ハムなどの肉臭、
木、メンソールにリコリスなどがくっきりと香ってきます。


味わいはさすがに09年。しっかりと成功年らしく濃いめで優等生の
品のある典型的ブルゴーニュです。端正に折り目正しく、甘さで
媚びることなく(といっても甘さはありますが)、角の取れた
コート・ド・ボーヌらしさを持って表現してくれます。

新樽も少しだけ当てがわれているのかもしれませんが、せいぜい
2~3割程度でしょう。古樽の木のような風味に、中心に蜜を含む
媚びない甘さと優しさが次のひとくち、ひとくちを誘います。


多分このブログでも2、3回目の発言かも?しれませんが、ヴォルネー
で5、6千円出すよりは、モンテリーで3千円台で。といった穴場村名
ワインですので覚えておいても損はないでしょう。

美味しいブルゴーニュです。




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たまにはご馳走を

2011年12月07日 | 美味しいもの
いつもはラーメンばかり食べておりますが、たま~にはちゃんとしたもの
も食べたいと思っておりました。何カ月も前から予定していたのですが、
諸事情により、遅れてしまい、やっとのことで実現できました。


実は結婚記念日のお祝いなんです。(何周年かは聞かないでください



お店は昔からお世話になっている長崎市麹屋町の「ビストロ オードレ」
さんです。

いつもワイン関係の人のブログを読んでフレンチいいな~って思ってはいる
のですが、久しぶりに私もご馳走ブログを書くことが出来ますよー。



穴場のお店は長崎にはいろいろありますが、ここは屈指の穴場じゃないで
しょうか。






ローストビーフがとても美味しい前菜。イチジクの生ハムもいい感じ~。










かぼちゃのスープ(濃厚でパワーがあって美味しい)と
鯛に千切りポテトで巻いて、バター、ベルモット、クリーム、レモンなどを
混ぜたソース。



メインがこれ。






長崎牛のブルゴーニュワイン煮込み。ほほ肉とのことですが、これが今まで
食べたほほ肉の中では最強でした。ナイフはまったく要らないくらいの柔らかさ。
もう固めのお豆腐に近いくらいです。(角煮より柔らかい)
とろけました。すごかった~。


とても幸せな気分になりました。

ひとつひとつを丁寧に作られていらっしゃるのがよく分かります。





デザートはアイス2種とケーキ2種とコーヒーね。
お腹いっぱいです。もう入らん。


今回ワインは赤のグラスワインを2~3杯。


お店でフルコースなんて何年ぶりやったっけー???
また行きたかねえ。


長崎にはまだ開拓すべきお店もたくさんあって、ラーメンばかり食べてちゃ
ダメなんですよね。良い子はいっぱい通えるように頑張りましょう。




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夕凪ロマネコンティ

2011年12月06日 | ワイン ~2020年
「夕凪ロマネコンティ」という


吉本のお笑いの二人組がいるらしい。




検索してみた。



するとネタはほとんど出なかったけど、男女の二人組の顔は映っていた。



おいおい、どこがロマネコンティじゃい!



これをお読みのみなさまも、そのうちTVなどでその正体が分かることでしょう。

面白くなかったらロマネコンティでなく、ブルゴーニュ・グランオルディネール
でもぶっかけてやりましょう。(でもその名前にちょっとは期待してるからね!)






それはそうとyoutube(ユーチューブ)で上記の画像を見ておりますと、関連動画
が一緒に出ますよね。そこで・・・・・

どこの勇者でしょうか、「ロマネコンティとラターシュを混ぜてみました」、
という動画がありました。

さらにはそれに「モンラッシェ」も混ぜてみる、という驚くべき行動を取った
動画もありました。

ボトルは写ってはいないので、グラスの中の赤ワインが本物のそれなのかどう
かは分かりません。


そういえばバブルの頃には「ロマコンのピンドン割り」というおぞましきものを
やった人達がいたという・・・伝説?を聞きますよねえ。



実は私はそれを全否定はしません。
もちろんそれぞれのワイン、それぞれの畑の個性を尊重しながらも、そういった
発想も大切だと思うからです。
どうなるか、好奇心のある方ならやはりワクワクしますよね。


ワインの面白さもさることながら、youtubeの面白さをあらためて実感です。



そうそう、本日とある方より私の曲「Rainy Song」を褒めていただきました。

普段ほめられることも滅多にないのですっごくすっごく嬉しかったです。(youtube
にてラリラリピノで検索すると私の曲、演奏が出ます)

褒められて伸びるタイプですので、みなさまよろしくお願いいたします。




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昇格オメ~!

2011年12月05日 | ワイン ~2020年
今年のJリーグが終わった。


奇跡のように柏レイソルが優勝したけど、メンバーをよく見ると結構良いん
ですよねえ。


でも私は下位リーグが結構好き。
我が長崎のV・ファーレンがJFLリーグでまだJ2にも上がりきれない現状
なので、ついついJ1よりもJ2とかに目が行ってしまいます。
マイナーの方が好きって個人的な思いもあるのですけどね。


少なくともJ1昇格を決めたFC東京、コンサドーレ札幌、そしてお隣の県、
サガン鳥栖はおめでとうございます。


鳥栖の豊田陽平選手は前からの注目株で今季J2得点王。
J1では化けるかもしれませんよ。注目です。

鳥栖駅のすぐそばに競技場があるので電車で行きやすいんですよね。
一度くらい見に行ってもいいかなあ。
いやいや、やはりV・ファーレン長崎ば応援せんば!でしょうか。

案外JFLって面白いですよね。平和で良いです。





さて、今夜はこれ。






美しいラベルのピノ・ノワール。


2009 シデュリ ルシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ
   (USA、ピノ種、赤、4千円程度)


第一印象からとても甘い香り。オ~!
イチゴ、フランボワーズ、それらのコンポート、ジャミーでとても
甘い。あとは旨味成分の肉臭とか紅茶、赤土、枯葉など。


味わいは、果実味がとても甘くて、ジャミー。焼けたレンガやオレンジ
ピール、そして蜜、若くて、しっかり甘いフルーツが充満して誰が飲ん
でも美味しいという声が聞こえてきそうです。

かなり受けが良いだろうワインであることは想像できます。
やや甘さが目立ちはするものの、相当美味しいワインですよ。
取り扱います。


V・ファーレン長崎も、JFLリーグも、そして世の中もそんなに甘く
ないぞって?

そうでしょうが、ひとときの夢に浸るのは良いでしょう。
そんな夢見るワインかもしれません。




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