手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

再会、そして何年かぶりのノルウェー産「山羊のブラウンチーズ」!

2018-10-03 | おいしいもん





わたしにはノルウェー人の友人が何人かいます。


わたしが20代の頃、

教会関係でつながりがあり、時には姉のように、時には友達のように仲良くした人々。


彼らはノルウェーから宣教師として来日していました。

世界でもっとも難しい言語の一つである日本語をわざわざ勉強し、

極東のこの地にやってきたのですから、

半端なくすごい人たちです。


その中でももっとも親しかった通称サンちゃん。

本人にはそう呼びませんよ〜。

ちゃんとファーストネームで呼びますが、

この呼び名は、彼女を知ってる日本人の中での呼び方。

苗字の一部をとった呼び方なのですが、

「サン(太陽)」のように明るい人ということもあって、親しみを込めてそう呼ぶんです。



ノルウェー人って、

たまたまわたしの知り合いがほとんど宣教師ということもあるんでしょうが、

基本、穏やかで静かな方が多いです。


けれど、サンちゃんは元気で明るい。

華やかなイメージなんです。


「〇〇、もっと明るい服を着て〜」とか言いながら、

本人は明るいピンクの上下のスエットを着てうろうろ。

周りから「パジャマ着てうろうろしてる〜」って言われてましたっけ。

本当に楽しい人でした。

そしてもちろんとても敬虔なクリスチャン。

時に元気をもらい、

励ましてもらい、

つるんでいろんなことをしたんです(笑)。



わたしが結婚した頃、

ちょうど日本での十年以上の働きを終え、

帰国の途につきました。


わたしは夫と新婚旅行でノルウェーへ。

彼女のご実家にも泊まり、

かの有名なプレケストーレン(当時シャンプーの宣伝で有名でした)に連れて行ってもらい、

絶景のフィヨルドを楽しみました。


↑手を挙げているのは、わたしたち夫婦です。サンちゃん撮影。




その後、彼女は結婚。

今度は11年前にご主人と来日。

我が家にも泊まっていただきました。


そして今回、

ご主人とさらにご主人の友達夫妻と4名での再来日。

友達夫妻は日本が初めてなので、

彼らを案内しながら、船で日本一周するんですって!



横浜出発の船で、西の方へ回り、

途中韓国のプサンにも寄り、

青森を通ってもう一度横浜まで。


彼女たちと、台風24号の迫ってる土曜日に再会。

目の前で握ってるのが見えるスシバーに行きたいとのリクエストで、

彼女たちの泊まってるホテルの近くで

いいお店を発見。

夫と下調べのために食べに行って、

いざ本番。


こじんまりしたお寿司屋さんでしたが、

大将も温かい良い方で、

色々食べ方や魚のことを教えてもらいながら、

握ってるところをビデオに収めて、

ゆっくりお寿司を食べることができて、

彼らは大喜びでした。


結局、彼ら、

直撃した24号のために、出航が1日遅れて、

最初の立ち寄り港である静岡には行けずじまい。

次の神戸港へ直行だったようですが・・・。



わたしは彼らに小さなプレゼントを用意していました。

この前神楽坂に行った時に買ったもの。

金太郎飴と落雁。


一方、彼女からは思いがけず、

これ!!!!




山羊のブラウンチーズなんです!

1Kg!


めっちゃ重いものを、ノルウェーから持って来た??



山羊のチーズ、白いものは日本の大きなデパートのチーズ専門店に行けば手に入りますが、

このブラウンチーズはなかなか見られない。

だいたい置いてないんです。


もしたまたま売っていれば買いますが、

結構なお値段。


でも、時々懐かしくなって、食べたくなるんです。

ノルウェー人の食卓には必ず出て来ますね、このチーズ。

チーズ好きな方、詳しい方はご存知かもですね〜〜。



少し塩味のあるカラメル味っぽくて、

かなり濃厚。


これを、丸ごと食卓に出して(普通は側面のラッピングをとりませんが、どんなかわかるように今回は丸裸)

こういうチーズスライサーで、




こうやって切って、


↑これで半分の500g!!!

向こうの方は、全粒粉を使った、時にハトムギとかいろんなものが入った滋養いっぱいの硬く薄いパンにこれをのせて食べるのが普通なんです。


何年かぶりに使いました。

このチーズスライサー(笑)。



彼女たちの旅程もぎっちりで、

そんなに長い時間一緒にいたわけではなかったのですが、

数時間、久しぶりに会って、

積もる話をたっぷり日本語(彼女、よく覚えてました!)でして、

若かりし頃のことが昨日のことのようによみがえって来ました。


彼女も還暦。

わたしもいい年。


次に会えるのはいつになるか・・・

再度会えるのか、想像もつきません。

だからこそ、

会えるならば、できるだけ機会を見つけて会っておく、

わたし世代には必要なことと思いました。

そして、

今回会えて本当に良かったと思いました。


でっかいチーズですし、

いつもパンを食べるわたしたちではないので、

消費するのにだいぶ時間がかかりそう。

食卓に出すたびに、

彼女のことが思い出されるのも

楽しい秋になりました。




それぞれ、ポチッとして応援していただけると嬉しいです。
ブログを書く励みになります!

↓にほんブログ村    ↓人気ブログランキング
にほんブログ村 その他生活ブログ 手帳へにほんブログ村手帳・手帳術ランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする