(↑もう少し、もう少し)
↑4月と5月の月またぎの週なので2ページ。
4月7日の「非常事態宣言」から3週間以上が過ぎました。
GWのちょうど真ん中あたりの週末。
朝から気温がぐんぐん上がり、
長袖では暑すぎる。
途中から半袖に着替えました。
これじゃあ、手作りマスクでの外出は暑いだろうなあと思いました。
うちのはガーゼ3まい重ねに、その間に不織布も入ってますから。
今のうちに手作りマスクをどんどん使って、
ほんの少し残ってる不織布の使い捨てマスクを、
さらに暑くなった時のことを考え、
とっておいたほうがいいかなと思いました。
朝食の後、
リビングのついてるテレビを何気なく見てたら、
『旅サラダ』がいつものようにやっていて、
佐々木蔵之介さんがブエノスアイレスに
行かれた時の旅行記(2016)が放映されてました。
日頃は、この番組、朝からテンションが高めなので、
お休み朝のぼんやりとした頭のわたしは、
正直ちょっとしんどいなあと思うこともあります。
でも昨日は、たまたま見たところがそうだったのか、
いつもと違う形での放送だったのか、
あまり気にせず見ることができました。
蔵之介さんって、京都の方。
話し言葉が関西弁で、気さくな雰囲気。
前からすごく親近感を持ってました。
彼がパタゴニアでペンギンと触れ合ったり、
アルゼンチンワインをぐいぐい飲んでほろ酔い顔になったり、
クジラを間近で見て大喜びしてみたり、
なんだかとってもほっこりしちゃって。
つい最近『二十世紀少年』の映画を見返したばかりだったので、
その落差がさらに面白かったです。
思わず見入ってしまいました。
「今時、旅の話?不謹慎じゃない?」って言われる方もあるかもしれないけれど、
わたしにとっては南米なんて、コロナ禍がなくても行けないところ。
「いいところだなあ」「行って見たいなあ」って思いながら、
気持ちだけ海外旅行。
こういう時だからこそ逆に、わたしはいいなあと思います。
その後、ついてるテレビの横で掃除をバタバタやってたのですが、
今度は『題名のない音楽会』で、
X JAPANのToshIさんがフルオーケストラを前に独唱する声が聞こえてきて、
また手を止め、テレビの前へ。
2曲めは、
司会の石丸幹二さんとデュエットで、『エリザベート』から「闇が広がる」。
息子がよく大声で歌ってる曲なので知ってることもあり、テレビの前に正座して聞きました。
とにかく、お二人の圧倒的な歌唱力に、
心が震え、鳥肌が立ち、涙が出ました。
歌い終わった時、思わず立ち上がってテレビに向かって拍手をしちゃった。
(ちなみに、2016年のFNS歌謡祭で華原朋美さんとニッシー(西島隆弘さん)が、デュエットした「I'm proud」を聞いた時も同じように鳥肌が立ったのでした)
本当に上手い人の歌声って、これほどのインパクトがあるんですね。
「コロナ関連」の番組で朝が始まり、夜が終わる、そんな日々でしたし、
今も毎日刻々と変わる情報は必要ですが、
こればっかり見てたら、徐々に心が萎えていきます。
再放送でもいいから、
こういう心震える番組をどんどん流してほしい。
素晴らしい歌声や音楽、ほっこりする旅行記など、
久しぶりに朝から元気をもらいました。
そして、
「あゝ、やっぱりテレビっていいなあ」って思った週末でした。
庭の紫陽花。
もう花芽が出てきてますが、これって早くないですか〜?
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