(↑住宅街の脇にある紅葉の綺麗なこと。今日は、公園、遊歩道とも今までで一番めちゃ混みでした。わが地域は、まだ非常事態宣言が解除されてませんが、結構自粛疲れが出てるかも)
先日テレビで、
「『ダンボール映画館』の作り方」なるものをやってました。
ダンボールの底をくり抜き、
内側向けてiPadを設置。
底を上に向けたダンボール、
本来の口部分の一部を首から上を入れるためにくり抜き、
首を突っ込めるようにしたら、
人間は寝っ転がり、
顔部分にダンボールを逆さにして被る格好になって、
寝ながらに真っ暗な中、iPadで映画を見ることができるとか・・・・。
なかなか面白くて、
我が家でもやってみよう・・・なんて話をし始めましたら、
夫がニコニコしながら持ってきた水中眼鏡みたいな形のごっついの。
ごそごそスマホを操作し、
そのスマホをメガネの前部分に入れたと思ったら、
「ちょっと被ってみて」とまーさんに。
「ぐるっと見渡してみて」。
言われた通り、あっちを向きこっちを向きしてたまーさん、
「わ〜〜、思い出した!」。
何を思い出したって?
実家の周辺の様子です。
はい、これって360度見渡せるバーチャルリアリティ満載の画像なんです。
360度カメラで写真を撮っておいて、
その画像をスマホごとそのVRゴーグルにセットし、水中眼鏡のようにかけると、
360度全天空、その場面にいるように見えるんです。
実家の前、
その隣の土地、ご近所さんなど、
実際に家の前でぐるっと見渡したように見える画像。
別のは、実家の2階の部屋の中。
GACKTのポスターが何枚も貼られてる・・・。
もう一つは、
まーさんが日参してた近所のショッピングモールの前の交差点からの360度。
1枚の紙写真だけでは、
数年前まで住んでた場所や家をはっきり思い出せなかったまーさんも、
このリアルな画像では昔の色々な記憶がすごくたくさん甦ったようです。
我が夫、日頃お金をそんなに使う人ではないですが、
こういう面白いものには目が無い。
360度カメラを持ってるのは知ってて、
至る所で撮ってたのは見てましたけど、
いつの間にか(ずっと職場に置いてたようですから、仕事で使うんでしょう)
VRゴーグルも持ってたんですね〜〜。
この度、
長くリモートワークが続いてるので、
一旦家に持ち帰ったものをちょっと拝見した格好です。
この際だからと、続けて見せてもらったのは、
ジェットコースターに乗ってるかのような映像。
富士急のドドンパに乗ってみたり、
海外の遊園地のジェットコースターに乗ってみたり。
自在です。
ただ、振動と風圧、気圧の変化がないからか、
絶叫するほど怖くはなく、すっ〜〜〜とすることもなく、
だんだん船酔い状態に・・・。
楽しかったのは、
富士急だったら、周囲の景色の中に富士山が見えたり、美しい山々が見えたり、
海外のだったら、雄大な荒野が見えたり、雪をかぶった山脈があったり。
その次に見せてもらったのは、
銀河系のいくつかの星を訪ねる旅。
外国の映像でしたから、全部英語でしたが、音も入ってて、迫力満点。
海ばかりの惑星では、大波を乗り越える映像の中に身を置くので、
こっちの方が、超す〜〜〜っとしてジェットコースターより怖かった。
つかの間宇宙旅行をしてるかのようでした。
子供達には特にいいかも〜。
それらを見ながら思い出したのは、
約40年前に神戸であった「ポートピア’81」での経験。
ダイエー館だったと思いますが、「オムニマックス」を使った全天型の映像施設で、
席に座っていながら、
世界旅行をできたんですね。
海外旅行が徐々に学生の間でも普通になってきていた時期だったので、
興味津々で見た記憶があります。
特に印象に残ってるのは、ドイツのノイシュバンシュタイン城の窓から、
ヒューっと飛び出る映像。
お腹の底からひやっとしたのが今も感覚として残ってます。
自分がドローンになって飛んでる感じなのかな。
調べてみると、こういう施設自体、今はほとんどなくなってるようですけど、
ほんと面白かったなあ〜。
ここまでの大迫力とはいかなくても、
今では、360度カメラとスマホ、そしてこのVRゴーグルを使えば、
自宅でもコンパクトなバーチャルリアリティを体験できるんですね。
今回の不動産の問題を、
巣篭もり中で実家に帰ることなく、色々決められたのは、
昨年夫が撮っていたこの360度カメラの画像がたくさんあったことも
一役買ったのだと思います。
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