(↑今年の冬は、いつもより春の花のダメージが大きいと感じます。冷えてるからでしょうね。そんな中でも、多肉ちゃんたちは元気に過ごしています)
子供の頃、一升瓶で置いてあった醤油。
栓を開けると、
ぽわっとまろやかな醤油の香りがして、その香りで気持ちが穏やかになる、
そんな記憶があります。
その醤油、スーパーとかで買うのではなく、
どこかのお醤油店から配達してもらってたような。
大学生になり、
実家を離れ都会で下宿生活をするようになってからは、
スーパーで一般的に売られてるペットボトルのお醤油を買うようになり、
それから数十年・・・。
できるだけお醤油はいいものをと思い、
お値段高めのものを買うようにしていて、
それで満足していたのですが、
ふと最近、あの子供の時に嗅いだ醤油の香りを思い出してしまった。
突然です。
祖母や母がどこから手に入れてたかすらわからないけど、
「 生野方面のお店」とだけは記憶があって、
今回調べてみました。
すると、そちらの方に長くお醤油屋さんをやられているお店を見っけ。
兵庫県朝子市生野町にある「石川醤油店」です。
「絶対ここ!」と思い、
思い切って電話しちゃいました。
ネット販売などはされてませんでしたので。
すると、「配送しますよ〜」とのことで、
ファックスで早速6本注文しました。
1本360円で、濃口4本、薄口2本。
ちょっと多めに。
1年〜1,5年以上そのまま保存できるそうですし、
お友達にあげてもいいですからね。
数日で届きました。
見た感じはスーパーで売ってるのと何ら変わらないし、
直接舐めてみても、大きく市販のものと変わるわけではない。
ほんのちょっと塩味がまろやかかな。
ただ香りがやはりいい。
まろやかなあの醤油のいい香り。
たまごがけご飯とか、冷奴とかに少しかけたら、
その味や香りが引き立つ、引き立つ。
肉じゃがに使ったら、めちゃ美味しい。
家族も気に入ってくれ、
ほっとしました。
お醤油や味噌などの昔からの調味料は、
その土地土地の味というものがあるはず。
「我が家はずっとこれ!」とか、
「あそこの〇〇美味しいよ〜」なんていうの、聞くのも興味深いです。
何気なく食べたり使ったりしているものですが、
そこを離れていると、時にそれをとても食べたくなっちゃいますね。
そんな時は「お取り寄せ」!
ここ最近は、まんじゅう顔、
懐かしい味だけでなく、オリーブオイルやコーヒーなども、
ちょっとずつお取り寄せしています。
こういうささやかな
「自分なりの贅沢」が楽しめるって幸せなことだなと思います。
コロナ禍下であるからこその、ちょっとした気晴らしになってるかな。
そして、
コロナが終息した後は、
実際にその場所(そのお店)も尋ねて行ってみたい、
そんな思いも持つようになりました。
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