(↑第2回ジェンガ大会。頑張ってたけど、まーさん2敗。)
最近ぶつぶつ言ってたのです。
何についてかというと、
「長く放置してたから、開明万年毛筆が詰まって困る」ということ。
色々策を講じたようですが、上手くいかず、
近くの文具店を見て回って、筆ペンのいいのを探してました。
でも途中で断念。思うのがなかったのです。
その後ネットで調べて購入したのが、
あかしや 新毛筆 330円 と、
あかしや 水彩毛筆「彩」の墨色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/95/7c9f9b9c855e0669207edf22d36ec592.jpg)
お値段、とってもお手頃で、
書きやすさも素晴らしかったらしく、
ひとしきり「これ、いいよ〜」と言ってました。
今なんで筆ペンなのかといいますと、礼状を書きたかったからみたいです。
年初め、
大学時代の友人が本を出版し、夫に1冊送ってくれたのです。
それを読み終え、礼状をと思った時に、
何を考えたのか、毛筆で巻紙に書こうとしたみたいです。
筆ペンが新しくなり、それを使って書いた礼状を、
満足げな顔で「どうだい??」と見せに来た夫。
いつものことですから、
「あ、コリコリしてきたな・・・」と直感したわたしでしたが・・・。
長年連れ添った勘はドンピシャ。
それから少し経って、
夫、突然息子に向かって、
「お前、小学校の時に使っていた習字セット今も持ってる?」と聞いてるではありませんか。
「あるよ〜」とクローゼットの中から出してきたところまではよかったのですが、
夫は、その息子の硯が悲惨な状態なのを見て、がっかりしてました。
でもなんで息子の習字道具??
実は夫、とっても高級な大きい硯を持ってるのですが、
それをちょっと出してちょこっと使うというような代物ではないので、
気楽に使える小さめの硯が欲しいと思ったよう。
「小さな硯が欲しいなあ〜」と毎日呟いておりました。
「銀座の鳩居堂にでも行った時に、買ったらどう?」と言うと、
「そんなに高いものでなくていい」とのこと。
そんなある日、
「8000円くらいで、書道セットが売ってるんだけど、どう思う?」と相談を持ちかけてきました。
それ、
「大人の書道セット 細字実用7点セット花梨」というもので、
筆は、画笑堂香林 墨は鈴鹿墨 華0,7丁が入っています。
昨年11月の誕生日の時に、「靴を買ってあげる」と約束したのに、
一緒に観にいく機会がないままになっていたので、
「それ、誕生日プレゼントにしてあげるから、いいよ〜」というと、
ホッとして早速ポチってました。
届いたセットを見ると、
細長い木の箱にまとめられていて、とてもコンパクト。
箱の木は「カリン」だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ed/b233a8f3cfe900024f769551a232c388.jpg)
机の上で扱いやすいサイズになっています。
本人は大変満足。
でも、毛筆の方はもう少し拘ったようで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/42/5445e75b2c57fca22376659c16af1131.jpg)
もともと入ってた左側の筆(イタチ筆)ではなく、
右側の筆(まわりが羊で中が黒兎の筆)、
「双羊牌 善蓮湖筆 写巻」を5本セットで別に購入。
5本まとめて3000円台で、筆1本は600円ほどです。
中国の筆がお気に入りのよう。
と、ここまでで終わらず。
さらにさらに凝り出して、
全く滲まない半紙の束を購入、厚みのある毛氈も購入。
中国の楷書の名品 欧陽詢書「九成宮醴泉銘」を臨書し始めました。
そして、数日後には・・・・。
「俺、砥石を買った。でも包丁用ではないよ。硯用」
「硯用??」
「うん、泥砥石」
新しく買った書道セットについてた硯、表面にワックスがついてるようで、それを取りたいらしい。
また自分のもともと持ってる硯のメンテもしたいようで。
もう、「ふ〜〜ん」としか返事しようがなし(笑)。
あ、でも夫の名誉のために一言。
色々買っているようですが、実はそんなに高くないものばかり。
家族のものはすぐに買えるのに、自分のものにはあまりお金をかけない夫。
今のところは、
変な言い方ですけど「ささやかな散財」ではあるのですが・・・。
コリコリ夫の2022年は、このようにして始まりました(笑)。
書道関係のお買い物、
でも・・・・、ここでさて終わるでしょうか・・・。
↓二つのランキングに参加しています。
それぞれポチッと押して応援してくださると嬉しいです。
励みになります。