安平へ行く前にまず訪れた赤崁楼。
赤崁楼はオランダ人が1652年に築城した台南を代表する古跡。
建築当初はオランダ風だったそうだが、数度の修復、改修を経て中国風にやや洋風が入り混じったような建物になっている。
赤崁楼の前には石碑を背に乗せた亀が並ぶ。
色とりどりの彩色が美しい梁。
一階部分は煉瓦造りに
竹モチーフの格子が入った窓。
壺の形にくりぬかれた入り口の上にはウサギのレリーフ。
屋根の先には華麗な鯉の装飾が。
今にも壊れそうな狭い木造の階段を上がって二階へ。
赤崁楼の二階の窓からはお隣の文昌廟の屋根に描かれた厄除けの獅子のレリーフが見えた。
敷地内には煉瓦造りの城壁跡も。
1886年に教育施設として建てられた蓬壺書院の門部分も敷地内に残されている。