m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

今年を振り返って2024

2024-12-31 | ブログ




タイルだけでなく、町歩きの中で、多種多様なアール・ヌーヴォー建築を巡り、ドアやドアノブを採集。パソコン苦手な自分にとってはハードルが高かった扉の写真集「Doors~ベルギー&フィンランド編」を自作できたこと、自分の旅の一部を形に残すことができてよかった。

秋には、二つのタイルの個展を開催。
関西まではなかなか来れないといった方々にお越し頂け、お会いできたのはうれしかった。
今年もリピーターの方や初めての方など、多くの方々と出会い、
充実した時間を過ごすことができて感謝。
テーマを変えて直近で二つの個展というのは、なかなか厳しかったが
何とかやり遂げることができてよかった。

その他のおでかけでは、
1月は、益子や笠間などへやきものの旅に出かけた。
ご縁あって、ホテル富貴さんでの見学をさせて頂けた。昭和レトロなインテリアとモザイクタイル満載のホテルを堪能。(2月も→☆
4月は多治見へ。タイル商社さんタイル製造の現場へお連れ頂けるという貴重な体験ができた。
9月は、茶嘉葉さんでの個展で、週末に二週に渡って在廊。在廊時間以外は、東京建築&タイル巡りも楽しんだ。
11月は、今年で営業終了する学士会館でのオフ会に参加。
又、こだんさんの銀座での個展へ駆けつけ、更に千葉のタイル尽しの宿、大屋旅館に宿泊

今年は東京に縁があって、秋に数度足を運べたし、京都建築祭、神戸建築祭へも1日ずつ参戦できた。
特に秋は、建物イベントなどに追われて、自転車にほとんど乗ることできないまま秋が終了。(琵琶湖一周亀岡紅葉ライドくらい)
十数年来続けてるバドミントンは、週二のルーティンとなっていて、心身の健康を保つには必須で、助けられることが多々あった。
今年もやや慌しかったが、作ることと、観ること、観たもののアウトプット、家族や友人との時間、体力維持、とバランス良く一年を過ごすことができた。
やはりバランスを大切にしたいと思う今日この頃。

歳をとったからか、自分の記録を残しておきたいと、より思うようになり、楽しい活動の記録のみだけど今年もブログに残すことができてよかった。(載せきれてないものも多々だけど)
Xインスタなどは、日々、自分の見たものを魅力的に伝える訓練としても、タイルの個展へ向けての宣伝ツールとしても楽しみながら活用できた。又、様々な方々と知り合うきっかけになるのも有り難い。
年末には、「今年出会った素敵なドアたち」で万バズを体験し、その時に宣伝した、ドアの写真集「Doors」もいくつかまとまって売れたのもうれしかった。

12月から社会人2年目の息子が一人暮らしを始めたが、何とかやれてるようで、
年末年始は戻ってきていて、とりあえずは今年も家族両親皆、無事に年を越せそうでよかった。
今年も様々な場面でお世話になった方々に感謝します。
来年もよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。




今年出会った素敵なドアたち

今年出会った素敵なドアノブたち

今年出会った素敵な引手たち

今年出会った素敵な郵便受けたち






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東京建築&タイル巡り【立教大学聖パウロ礼拝堂&こだんみほさんの個展「タイル物語」】

2024-12-27 | 建築巡り・街歩き【その他】
この秋は東京行きが続いたのだけど、こだんさんの銀座での個展「タイル物語」は
ぜひ見に行かねば~と、再び東京へやって来た。


夜行バスで新宿に降り立ったので、前回も見た西口のタイルを再び・・
今回、この濃い赤のタイルのある壁面を発見。
赤とほんのりピンクのバランスが良いな~


手摺の笠木にはどっしりとした分厚い陶板。


この「く」の字の開口部のラインが好き。


新宿三丁目駅には、山本容子原画のアリスのティーパーティーのモザイク画
があった。



山本容子の銅板画がそのままモザイク画になったような、やわらかいラインのモザイク画。


個展は、12時からだったので、時間までにまず訪れたのは、
立教大学新座キャンパスにあるチャペル。
おすすめ、と教えてもらっていたので、やって来た。
ちょっと遠いな、と思っていたら埼玉へ進入していた。


立教学院聖パウロ礼拝堂は、1963年にアントニン・レーモンド設計により建築。


放物線を描くようなアーチが連なる外観。


各アーチの中にはステンドグラスが入れられ、
木をかたどったようなデザインに見える。
HPによると、ノアの箱舟を上下ひっくり返した形が基本デザインと伝えられてるそう。


聖堂内へ入ると、アーチが交差し、両側に入るステンドグラスから
光が差し込み明るい聖堂内。


外側からはわからない、色とりどりのステンドグラスが美しい。






ステンドグラスは、ロクレールのようだった。
この教会の雰囲気にぴったり。


厚みのあるガラスの塊を通す光





後方には、放物線のアーチに沿って設置されたブルーのパイプオルガンが存在感を放つ。


コンサートも度々開かれているそうで、この日も奏者の方が練習されていて、
礼拝堂内にパイプオルガンの音色が響き渡っていた。








チャペルからチャペル会館へは、五角形の回廊でつながっている。


その中庭には、ベルタワーが聳え立っていた。



新座キャンパスの聖パウロ礼拝堂を見学後は、一路銀座へ。
ひぐちゆうこさんの絵、GUCCIにも採用されてるんだ?
この世界観好き。




資生堂銀座ビルはアルミシェードがおしゃれ。




そして、「銀座画廊美の起源」で開催中のこだんみほさんの「タイル物語」へ
一番乗り。


今回の個展に繋がられた、前回の特別賞受賞作品「京極湯」
銭湯の床面に差す一筋の光。光と影の中に浮かび上がるモザイクタイルたちのリアルな世界、こだんさんのタイルへの情熱のこもった作品にうなってしまう。


鳳明館や森川別館のモチーフを取り入れた河童とモザイクタイルを描いた作品。木目がくっきり現れ、エイジング加工されたギザギザの額もおもしろいな。



作品にはひとつひとつ物語がつけられていて、お話に惹きこまれながら、
モチーフになったタイルの実物写真などと一緒に見れるのもうれしい。


横長の扉を額に見立てて描かれた「龍宮」
細かく描き込まれた水辺の生き物たちとモザイクタイルの競演が美しい。
扉の金具も素敵。


天水湯に使用されているという家をモチーフにしたフランス人、ロジャーキャプロンデザインのタイルが可愛く、額ともマッチしていて素敵。


キラキラと光っていたのは、蜘蛛の巣をイメージした糸。糸にレジンを初めて使用されたという作品。



箱ものは、外だけでなく、内側にもびっしりと描き込まれているという力作。


お花のモザイクタイルをモチーフにした体重計をイメージされた作品。
モザイクタイルの色やデザイン、額の雰囲気共々最も好きな作品。
作品は、まだまだあったがこれくらいに・・

長居させていただいて、こだんさんの作品をじっくりと堪能して、お話もでき、幸せ時間を共有させて頂けてとてもうれしかった。


この後は、新橋駅から千葉へ向かうことに。
この日はこだんさんの個展を言い訳?に大多喜の大屋旅館へ一泊することにしてた。


道すがらの窯変が美しいタイル。


新橋駅まで来たので、せっかくなのでニュー新橋ビのタイルを愛で、
ここでお昼ご飯にすることに。


階段ホールびっしりと凹凸感を出してタイルが貼られてる。


色違いの赤。


ブルーも。





エスカレーター付近のタイルは、ひし形と三角形の組み合わせ。
光沢があり、やや窯変がかったタイルが美しい。





壁面のコーナー部分は、粗めの重厚感のある役物タイルにうっとり。


ニュー新橋ビルで、むさしやという老舗洋食店のオムライスが食べたかったが
長蛇の列ができていて、断念・・
「肉めし岡もと」という店で、初めて肉めしなるものを食す。
大きな厚揚げもついていてボリュームたっぷりで美味しかった。
チェーン店のようだったが、大阪にはないお店。



千葉へ向かう新橋駅で、孔雀のステンドグラス。
明治5年に新橋~横浜間に日本で初めて開通した鉄道を記念して作られたものだそう。

つづく・・

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W大阪「LIVING ROOM」のアフタヌーンティー&ホテル見学

2024-12-25 | 建築巡り・街歩き【大阪】

娘と共通の友人リクエストにより、W大阪のアフタヌーンティーへ行くことに。
W大阪、初めて足を踏み入れた。
建物は、2021年安藤忠雄監修の元建築。
黒いガラスに包まれた外観はクールな印象。


入口のドアが開くと、目の前にトンネルのアプローチが開けた。
季節によりライティングの色が変わるようだけど、この日は真っ白。
クリスマス、冬のイメージかな。


4階までは、宿泊者以外も見学OKとのことで、
1時間くらい早めに着いたので、時間まで見学させて頂くことにした。


1階から2階へ続く階段。
うっすらピンク色の階段、ライティングかな?と思ったら、ピンクゴールド?のポールがライン照明に照らされて色を発してるようだった。



中央にも照明がいくつか集まっていて、その影が天井にも床にも放射状に広がっていてきれい。










2階に上がってくると、ピンク色のライン照明が、天井のギザギザに合わせて
周囲に巡らされていて、ピンク空間が広がる。
大阪らしく、エネルギッシュな空間。


コロンとしたソファもピンク色で統一されていた。
2階にはチャペルや宴会場もあるようだが、この日は、ちょうど結婚式で使用中の為、見れず。



エレベーター内部は、ピンクの光線が走る。




3階は、この日アフタヌーンティーを頂くロビー&ラウンジ「LIVING ROOM」がある。



3階は祭をテーマにデザインされていて、提灯をかたどった照明が並ぶ。
各階の内装は、オランダのコンクリート社が手がけたものだとか。
なんだか見たことのないようなデザインが衝撃的・・



とにかく照明がユニークで、ネオンのようなライン照明がランダムにぶら下がる。








カラフルなこけしが並ぶコーナー。
これらのこけしは、多様性を表していて、W大阪でも多様性を認める取り組みをされているのだそう。
スタッフの方々は、ちょっとした質問にも丁寧に応対してくださった。


3階には、もうひとつのレストラン「Oh. la la..」があって、
アプローチの円形の照明がとても可愛かった。









お手洗いへの通路の壁はギザギザ。
こちらはカーテンではなく、壁面までもがギザギザになっていた。
上はカーテン。



ギザギザ壁。



トイレのサインもライン照明で表されている。



お手洗いの中も輪っかのライン照明が下がっていて、ピンク空間が広がる。


鏡も円形で丸いライトがかわいい。











そして4階へ。
4階は、スパやプール、ウェットバーなどの施設がある。
スパの係の方が、丁寧に案内してくださった。
4階のデザインコンセプトは日本の銭湯をイメージしているということで、
タイルがふんだんに使われている。







なんと、期間限定のスケートリンクも。


プールやスケートリンクからそのまま利用できるウェットバー。
こちらは、ブルーのタイルがきれい。
スパの受付にいた方が、丁寧に施術室など4階を隅々まで案内してくださり、


更に2階のチャペルまで案内しようとしてくださったが、やはりまだ使用中だった。
チャペル前ロビーの天井がこれまたユニークで、シャンデリアもおもしろかった。


そして、アフタヌーンティーの予約時間になったので、3階の「LIVING ROOM」へ戻る。
ソファは、レインボーカラーでコーディネートされていてとても華やか。




案内されたブルーのソファ席から。



奥には、パーティスペースもあった。


そしてボックスに入ったお菓子が運ばれてきた。
カバーが取られると、思わず歓声を上げたくなる可愛いお菓子たちが並んでた。
蝋燭やプレゼントなど、それぞれクリスマスのモチーフをイメージしてるみたい。



お皿に取り分けて。
見た目だけでなく、さすがにお味もしっかり美味しかった。



セイボリーも充実。
サーモンのベーグルなど。



  1. 2時間、ゆっくりとお話しながら、お菓子を味わい、非日常空間を楽しんだ。















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久しぶりのUSJ【ハリー・ポッターエリア他】

2024-12-24 | 建築巡り・街歩き【大阪】

ランチの後は、ミニオンパークへ。
バナナのフェンスがかわいい。


こちらのエリアは、カラフルでかわいいおもちゃのような建物がいろいろ






その後、スヌーピーにも遭遇。


サービス精神旺盛なスヌーピーだった。



モンスター・ロックンロールショーを見る。


結構見応えがあってよかった。
屋内でのショーは、他にも名探偵コナンと、シュレック4Dアドベンチャーも見れて充実。


キティちゃんのストロベリー風味のチュロスをおやつに。


そして要予約のスーパー・ニンテンドー・ワールドへ。


こちらもカラフルなゲームの世界。


ゆるめの乗り物に一つ乗って、人が多かったので早々に退散。



パーク内では、こんなメキシコっぽいタイルも見つけた。


こちらは、フードスタンドに貼られてたタイル。
全体的にタイル度は低めだったが、ちらほら見つける。


そしてハリーポッターエリアへ。


こちらのエリア、ほぼほぼ建物がモルタル造形でできているようで、
石積みにしても、お城周りの岩山にしてもとてもリアル。



お昼のホグワーツ城。
夜間は、これが七変化。




この建物の石積みもほんとにリアル。


お菓子屋さんのショーウィンドウにワクワク。


内部は、お土産屋さんになっていたが、お菓子のディスプレイが可愛かった。










鋳物の看板もそれぞれ素敵。
カフェの看板は、ティーポットとティーカップ。


お花屋さん









ハリーポッターエリアのショップは、内装がいろいろ凝っていておもしろかった。
こちらのお店、宇宙のような演出。



ホグワーツ城の手前にある湖



名物「バタービール」を飲む。
アルコールは入っていない甘い飲み物だけど、美味しかった。


ハリーポッターのアトラクションが、混んでたので、
後ほど日が暮れてから再びやってきた。
プロジェクションマッピングも、昼間のお城の雰囲気とは又違って良い。





きれいだった~
アトラクションもさすがに、日中ほど混んでなくて、スムーズに乗れた。


期間限定で、お城内の見学もできるようになっていたので、
アトラクションとは違う入口から再び入場。




肖像画がぎっしりと掛かる部屋。





ステンドグラスも。


前後するが、夕暮れのパークの風景。



日の暮れかけに見るネオンサインがきれいだな。






そしてクリスマスツリーも、日中の雰囲気とは違っていて煌びやかだった。







前を通る度、結構な頻度でやっていたマイメロとクロミちゃんのライブに
娘共々ハマってしまい、最後はがっつりショーを鑑賞。




最後、出待ちまでするくらいになっていた。


夕ご飯代わりに食べたクリスマス限定フードの
チーズフォンデュドッグ~キャラメル&メルティバターも
かなり美味しかった。


伊藤ハム提供なだけあって、ソーセージのプリプリ感が最高でかなりの満足感あり。
チーズがとろとろで、食べにくさ極まりなかったが、使い捨て手袋まで付けてもらえて手を汚さず食べれた。


このツリーもきれいだな。


一足早くクリスマス気分を味わい、丸一日遊び尽くした久々のUSJ、楽しかった。







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久しぶりのUSJ【ニューヨークエリアの建物巡り】

2024-12-23 | 建築巡り・街歩き【大阪】

引き続き、娘が絶叫アトラクションに乗ってる間にニューヨークエリアを回る。
1930年代のニューヨークの町並みが広がり、この辺りは下町の雰囲気。


煉瓦造りの建物が立ち並び、裏通り感たっぷり。





エイジング塗装の真骨頂のような扉。



エイジングなのか?自然風化なのか判別つかないような金物なども町並みになじんでる。


細工のとても凝ってるドアノブ。
鳥や竹などがモチーフで、東洋的な味わいがある。


郵便受けもお揃いのようで素敵だった。


これらの縁取りの石は、モルタル造形で造られたものだなあ。


玄関周りの柱や扉、窓枠の古びた演出も完璧・・




裏通りには、散髪屋さんもリアルに再現されていた。



ホテルを模した建物もセットファサードなのだけど、


建物前床面には、まるで地下室があるかのようにこんなガラスブロックまで
再現されていた。







ホテルの並びは銀行。



こちらのドアノブも素敵。


かわいい面格子。






ドアにつく郵便受けも真鍮の凝ったデザインのもので、
このデザインは、数か所で同じものが見られた。



扉のデザインや色が変わると、また違ったものに見えるのだけど。



郵便受けは、同じものが使われてる箇所が多かったが、
ドアノブは、かなりのバリエーション。
こちらも緻密な装飾が入ってる。
アンティークのものを使っているんだろうか?













シンプルなドアノブと郵便受け。


アイアンのフェンス






玄関先には靴の泥落としまで再現。



ふさがってるけど、床下換気口のグリルも。



煉瓦造りの建物の入口をくぐると、中はトイレに。


トイレのタイルは、白いタイルを基調に、どこも大体こんな組み合わせで統一されていた。



タイルマニアとしては、トイレ毎に違ったタイルで演出して欲しかったけど・・


ここは、ファサードとショーウィンドウだけが再現された建物。


イルカのステンドグラスが何パターンか入れられていて、可愛かった。



内側にも


貝のレリーフの入ったタイル発見。







扉のステンドグラスからドアノブまで、作り込まれている。




ポーチの天井を見上げると、天井装飾まで抜かりなく。



そのままレストランになっている建物もあり、ファサードだけなのか、
内部も使用されている建物か、ぱっと見にはわからないくらい。










ちょうどミニオンのパレードに遭遇。
めちゃかわいかった。





そして娘と合流。
レストランが混まないうちに早めのランチを食べようということに。


娘のリクエストでハピネスカフェへ。
クリスマス・ミニオン・ワッフル・チキンプレートを。
チキンにボリュームあった。

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久しぶりのUSJ【ハリウッドエリアの建物巡り他】

2024-12-19 | 建築巡り・街歩き【大阪】

娘の平日の有給に合わせて久しぶりにUSJへ2人で行くことになった。
USJへ行くのはかれこれ12年ぶり。
平日でも混んでるというので、ちょっと早めに来たつもりだけど、すでに開園していてもうそこそこの人が詰めかけてた〜
入ったらまず、ハリウッドドリームザライドへ娘が行くっていうので、一緒に行って乗ってみたら、、とんでもなく激恐な乗り物で、、出発した途端、乗るんじゃなかったと大後悔。
ただでさえ血圧高いのに恐怖で血管切れそうになった。
これは、マズいと、最初は別行動で、いくつか娘が乗りたい過激系の乗り物を済ませてもらってから合流しようということに。


合流までの間、私は建築巡りに繰り出した。12年前も建物に注目して回ったが、今回もうちょっと詳細に見て回りたいな〜と。
まずはハリウッドエリアから。
建物は、セットファサードといって、映画用の舞台セットを再現したもので、
外観だけのものもあれば、内部がショップやレストランになっているものも。
こちらのレストラン「ビバリーヒルズ・ブランジェリー」は、


建物内外は、アール・ヌーヴォーの意匠でまとめられている。
コーヒーカップの看板。カップから立ち上る湯気や看板の支柱がアール・ヌーヴォーの優雅な曲線を描く。



アイアンワークが華麗な壁付け照明。


カップから香りが立ちのぼるようなデザインのステンドグラスが優美な出入口。


天井は、ティンパネルかな?
シャンデリアや換気口など細かな造りがうかがえる。


そして、店内の壁面には、数か所アール・ヌーヴォーのマジョリカタイルが貼られてるのだ。
同じデザインのものを自分でも復刻で作っていた。




アイアンのフェンスのアール・ヌーヴォーっぷり。



ステンドグラスや、


看板の曲線に


ドアノブまで、徹底してアール・ヌーヴォーでまとめられていた。


各建物入口には、番地表示が真鍮で入れられ、大理石モザイクなどで
彩られている。


こちらもタイルと大理石モザイク。


中心部は細やかな大理石モザイク、周囲も大理石でデザインされたエントランス床。


個性的なレリーフのある入口。





こちらの持ち送りも素敵~


照明の持ち送りも


お土産屋さんのエントランス。
同じアール・ヌーヴォーの持ち送りだけど、先ほどのとは又違う。
入口毎にデザインが違っているのだ。
手抜かりなくデザインされてるなあ。
まあ、映画で実際に使われたセットを模しているというので、全部違うのだろうけど、
それでも部材は本物なので、今でも作ろうと思えば作れる技術があるのだな。



横から見ると。


店内にも凝ったしつらえがされていて、こちらはタイルも貼られていた。






ドアノブも凝ったデザイン。


こちらもシンプルだけど、ユニークな形。



ショップ入口レリーフ。





こちらの建物などは、ファサードのみのようだったが、


装飾がとても細やかだった。
石積みのの部分は、モルタル造形だろうか。
今回、モルタル造形での造り込みも見るのを楽しみにしていた。
以前和歌山で訪れた「庭の雑貨屋アルル」さんで、モルタル造形に魅せられ、そちらで教えて頂き、自分でも小さな家のオブジェをいくつか作るのにハマった時期がある。
アルルの左官職人さんが、USJのモルタル造形も手がけてられるとお伺いしていたので、いつか見に訪れたいと思ってた。
もちろんどの部分かはわからないけど、左官で本物っぽく見せる技術、お店でも間近で見てすごいなと思っていたが、こういう舞台だと、更に活かされている。





こんな蝙蝠デザインの照明もおもしろいな。


幾何学的なデザインのタイルが腰壁に貼られてるのを見つけた。


内部は、アール・デコデザインの照明も。





モンスターライブ・ロックンロールショーのアトラクションの建物は、
元シアターを模して造られたもの。
アール・デコの意匠が美しい。











鬼滅の刃のアトラクション付近の建物もアール・デコで、
なんとなく近未来感もあっておもしろい。







ニューヨークエリアへ続く」。

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今年の早めのクリスマス会

2024-12-18 | 建築巡り・街歩き【大阪】

毎年自宅で開催してた恒例のE家とのクリスマス会、今年は気分を変えて外で。
リーガロイヤルホテルのディナービュッフェ&クリスマスクルーズに申し込んでいた。



リーガロイヤルホテル、ロビーのこの色とりどりの紅葉の絨毯、華やかだけどシックな色が好き。



クリスマスのしつらえがあちこちに。
天井に埋め込まれたシャンデリアもきれい。


本物のもみの木のツリーもあって、ここで各家それぞれ記念家族写真を撮った。
今年は、この前日に初一人暮らしするために引っ越した息子も珍しく参加したので、家族4人で写真を撮れた。
家族揃っての写真はひょっとしたら子供たちが小学生以来かも?!家族皆、写真嫌いなので、、


ディナービュッフェは、オールデイダイニング リモネにて。
ちょうど12月1日からリニューアルオープンしたそうで、店内は、明るくきれいな空間。
ビュッフェは、まず前菜から。
サーモンのタルタルやカルパッチョも美味しい~前菜だけでもメイン並みにバリエーション豊富で、ヤバい、お腹いっぱいになりそう、、


メインの料理を並ぶ列がなかなか空かず、しばし前菜を食べつつ待ち、ようやくゲット。
ステーキなどもあって、充実!料理は一品一品どれも美味しかった。


スィーツコーナーも大充実。
クリスマスぽい飾りつけのカップケーキがかわいい。


全部は食べきれないけど、選びきれない~


チョコレートケーキやカヌレ、マカロン、ティラミス、パンナコッタ・・・
欲張って盛り過ぎたが、さすがに多くて、手伝ってもらう。
しかし、どれも美味しい!
もう一つ胃袋が欲しい・・


そして気になっていたリモネ内にある、「ラ・ロンド」
ほんとは、こちらでディナービュッフェできたら、と思っていたのだが、
お客さんの人数により、この日は使用しないようだったので見学だけさせてもらった。
吉田五十八設計の薄紫のガラスモザイクタイルが天井まで埋め尽くす空間は、健在。
バーカウンターができていて、夜はバーとして、お昼はスィーツビュッフェなどもこれから始まるみたい。









お昼の景色も見てみたいし、いつかまた利用したいな。


館内のシャンデリアたち。






そしてトイレの布目タイルのチェックも忘れず。






ビュッフェの後は、クルーズが淀屋橋からなので、腹ごなしに歩いて向かう。



ダイビルのイルミネーション。



土佐堀川の25分ほどのクルーズは、川沿いのイルミネーションを眺めながら。








クルーズ後は、イルミネーションを間近で楽しむ。


中央公会堂のプロジェクションマッピング、迫力いっぱいだった。









土佐堀川沿いを少し歩く。
屋台もたくさん出ていたが、我々はお腹いっぱい。


帰りは梅田まで御堂筋のイルミネーションを見ながら歩いた。
イルミネーションがここまで念入りにされているとは〜!
全ての木に施されていたので驚いた。
そして美しい。



歩いて行くうちに、ライトの色味も変化していく。



ビルとイルミ。




この色のイルミと木の形が良かった。





帰り道に出くわしたダミー階段?!
2段目以降はない壁面飾り的なダミー。

その先には、魅力的な入口。


ステンドグラスが優美なドア。
チェーンがかかってるが、中は明かりがついてるな。


薄水色のロンデルガラスが美しい。


側面から表に回ると、遠目で見たことのある可愛いビル、こんなだったんだ〜
もう今は営業していない精肉店のようだ。


正面入口の面格子もなんておしゃれなデザインなんだろう。

イルミネーションも綺麗だったし、クリスマスに街に出るのもいいな。
しかし、ビュッフェにクルーズとやや慌しかったので、友人家族とはもう少しゆっくりしゃべりたかったかも。
来年の教訓にしよう。










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ベルギー&フィンランドの旅2024【アアルト大学(旧ヘルシンキ工科大学)&建材屋さん他】

2024-12-16 | ベルギー&フィンランドのタイルと建築の旅2024

ヘルシンキ最終日は、午後一で空港へ向かわねばならなかったため
午前中に、アアルト大学(旧ヘルシンキ工科大学)へ行くことに。
アアルト駅に降り立つと、コンクリートと銅板のコンビがかっこいい空間が広がっていた。




アアルト大学は、建築家、デザイナーでもあるアルヴァ・アアルト設計により、1958年に建築された旧ヘルシンキ工科大学のメインキャンパスを元に三つの大学が合併し、2010年に設立された。
煉瓦の外観に統一されたキャンパス。こちらは本館


入口の扉と一体となった照明。



本館入口のドアノブ、アカデミア書店と同じデザインだなあ。



本館ロビー。


かまぼこ状のタイルが貼られた柱


階段周りには、真鍮の手すりに木製のスクリーン、壁面には黒いタイルが貼られている。






講堂。


講堂内は、思ったより明るく、


梁と梁の間に?天窓が設けられているようだった。



横から見た時に、壁から天井へとつながる3本の梁?の曲線のラインも美しい。




木材を細かく裂いて曲げ、貼り合わせたような?!オブジェ
木目の層がきれいで、木の国フィンランドらしい装飾だなあ。






講堂を囲む壁面は、学生の作品が展示されているようだった。
慌ててたのか?図書館を見るのを失念;


建築&デザインを学ぶ大学なだけあり、あちこちに置かれた家具のあるスペースがおしゃれで、スペース毎に違ったデザインの家具が置かれているので楽しく、見入ってしまう。


色彩も絶妙。


赤にオレンジもきれいだな。


食堂は、椅子の色が数種類あって並べるとカラフルで素敵。


シックでシンプルなテーブルセットに、ガラスのシェードの形が面白い温かみのある照明のデザイン。



違った色のシェードを並べるのもおしゃれ。





色味の違う木材を合わせたベンチ。



アアルトデザインのアルテックチェアもあった。
一通り見学して、アアルト大学を後にした。


ショッピングモールの中の、ちょっとしたインテリアもおしゃれ。
深緑の長いソファに、様々な形のガラスシェードのペンダント照明がぶら下がる。


蜘蛛の巣のようなシャンデリア。


休憩スペースにある椅子もデザインがそれぞれ違って楽しい。


カジュアルな真っ赤な椅子に大理石のテーブルも良いな。


同じ椅子に、こちらは木製の天板のテーブル。



カラフルなテーブルに、シックな茶色の椅子。


ウィンドウを見て、気になっていたお店、この日は営業日だったので最後にやって来た。


様々な建築資材を取り扱っているお店のようで、
ショーウィンドウからセメントタイルが見えていた。


お店の中は、装飾的な資材が充実。
排水溝などの金物のグリルもいろんなデザインが。


クラシックなデザインの暖房器具。
今でもこのようなデザインのものがつくられているんだな。


タイル貼りのカウンターに、ペンダント照明、エイジング加工されたような壁紙など、お店自体もショールームに。


そして色とりどりのセメントタイルがたくさん。
尋ねてみると、イタリア製のもののようだった。


セメントタイルから、他の装飾的な素材まで、様々な選択肢があるのは良いなあ。



セメントタイルを断面から。
色のセメントが入っているのは、上から数ミリ程度のようだ。


一見モザイクタイル風にラインの入ったセメントタイル。



大きなサイズのタイル。


壁紙も、ウィリアム・モリスなど、クラシカルで素敵なものが
たくさんあった。





最後に気になってたお店を見れてよかった。
この後は、ホテルへ戻りチェックアウト。


空港へ向かう前、最後のお昼ご飯に寿司ビュッフェへ。
サーモン食べ収めだ~~と、思う存分食べた。


寿司にぎり機が大活躍。
出てきたシャリにネタを乗せ、バーナーで炙る店員。


ベルギーとフィンランド、全く雰囲気の違う2国を1週間で
自分なりに味わい尽くすことができて満足感いっぱいで帰途についた。

タイルや建物、未だ見ぬ自分の好きなものを探して見つける旅、
自分にとって、非日常の異文化体験はいつも刺激的で、今回も海外旅行ならではの醍醐味が味わえた。
こんなに楽しいことってある?!と常に感じながらの旅だった。

今年中に旅の記録が完結できてよかった。。





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ベルギー&フィンランドの旅2024【町歩き&フィンランドサウナ体験他】

2024-12-12 | ベルギー&フィンランドのタイルと建築の旅2024

エスポー現代美術館から戻り、町歩きを。
もはやどこを歩いたのか忘れてしまった・・


足元は石貼りで、太いアーチに囲まれた入口。
煉瓦色の正方形のタイルっぽいものが等間隔で貼られてるというおもしろいデザイン。


窓上のフードにも面白い模様が透かし彫りされてた。



開いていたアイアンの門。


こちらの建物の入口周りにも、煉瓦調のタイルが装飾に使われてた。


扉上の渦巻文様のレリーフのある番地表示。


こちらも渦巻文様の番地表示。


再び、煉瓦調装飾。





花崗岩の尖塔アーチに囲まれた入口


車輪の間で作業するおじさんのレリーフ。
建物と何か関係があるのかな?


こちらは大理石貼りの建物。













そして、フィンランドといえば、サウナ。
この日は地元民も通うサウナへ行ってみようと思ってた。
1928年開業、ヘルシンキ最古のサウナへ。



ええぇ、ここが入口?!
上半身裸のおじさんたちがずらりと並ぶ花道?!
めちゃめちゃ入りにくい入口を通って中へ。
ずらりと並んでるおじさんたちは、サウナの入浴途中に休憩に出ている人々。


もちろんサウナは、男女別。
更衣室には、年季の入った木製のロッカーが並ぶ。
要領がよくわからなかったのだが、ちょうど先客が一人おられ、
見た目外国人かと思った方が日本語ペラペラの日本からの留学生で
久々の日本語にうれしくなって、思わずぺらぺらしゃべってしまった。


シャワー室で体を洗ってから、サウナ室へ。
サウナは、薪窯で焚かれ、超高温。
素足で歩いたらやけどしそうな感じ。
サンダルがあったので、なんとかそれでしのげた。


サウナの隅には薪が積まれてる。


階段状になっているサウナ室。
男子の方は、にぎわっていたが、女子は二人だけとちょっと寂しい感じ。
たまたまこの日だけだったのか、いつもこんな感じなんだろうか?!


帰りもこのおじさんたちの花道を通って・・



サウナを出ると、すぐそばの広場で、人垣ができていて、音楽を奏でる人々が。
しばし聞き入る。


そして再び、散策を開始。











扉の装飾に膝を抱えて座るリス。傍らにはどんぐりも。
ヘルシンキでは、よく動物の彫刻に遭遇したが、こちらもかわいい彫刻だなあ。


ずいぶん立派な集合住宅だな、と思ったら、


真ん中で、柱を支えてるのは、カエル?!


コーナー部分に付けられたバルコニーがアクセントになっていた建物。










そして、こちらの建物。
遠目で見ると、とりたてて変わった風には見えないが、


近寄ってみると、扉周りには、密度の濃い装飾がいろいろ。


扉周りのアーチは、ヒラヒラレースのような繊細な細工で、


扉のドアノブには、獣のような妖怪のような不思議な生き物のレリーフ。


こちらは笑顔。
角が生えてるし、なんだろう?


蝶番のそばにも新たな生物の姿が。




上部には、2匹の蛇と両脇には鳥


波間に浮かぶ船?








ヘルシンキには、町中にこんな芝生や木々のある公園もちょこちょこ見かけて、そこで寛いでる人々も多く見かけた。





大聖堂前で一休み。
この明るさでも、夜の8時や9時くらいにはなってたはず。


最後にスーパーで買い物。
別の国でも見かけたがこの生絞りオレンジジュースは、やっぱり美味しい。


フィンランド名物のサーモンスープをまだ食べてなかったので、
スーパーで、出来合いのものを買ってみた。



フィンランドでポピュラーなビール、「カルフ」
ちょっと怖い顔のクマのパッケージ。
お土産用にいくつか購入。

フィンランド3日目も無事終了。
残りは後半日。
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氷とお芋の専門店らんらん&茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」

2024-12-11 | 建築巡り・街歩き【大阪】

芋好きの娘と、前から行きたかった茨木にある「氷とお芋の専門店らんらん」へ訪れてきた。



テイクアウト用の店舗と(テラス席はあるみたい)


古民家を改装し、イートインできるお店があって、こちらを予約していた。


いい感じにリノベーションされた店内。






ほとんど全てのメニューが味わえる食べつくしプレートを。
安納芋ソフトにスィートポテト、飴ポテト、おいもチップス、蜜ポテト、焼き芋二種。
どれもがとても美味しかったのだけど、スィートポテトが超好みだった。
残念ながらかき氷は、先月までだったようで、またかき氷の季節にリピートしたいな。


行きの通り道で車窓から見かけた建物。
2階のバルコニーに見えるお家ぽいものが目に入って、ここは何?!
と調べてみたら、ちょうど1年前にオープンしたという茨木市の子育て施設のようだった。
帰りに立ち寄ってみることに。



2023年伊東豊雄設計によりオープン、茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」




1階では、ちょうどイベントが開催されていて、多くの人でにぎわっていた。


建物の中央には、吹き抜けのエスカレーターが交差し、存在感を放っている。



2階は、子供たちの遊びのスペースや子ども用図書館などがあった。
動物たちのシルエットがかわいい。


2階の広いバルコニー。
上階に行くほどバルコニーの奥行きが狭くなってるようなデザインだった。


行きに目に留まった2階のバルコニーにあった小さなお家のような建物。
ガラス貼りのこの建物からは完全に浮いてる感じが、、


こちら「おはなしのいえ」は、建物設計者とはまた違う画家井上直久デザイン、監修によりつくられたもので、内部は、本を読むスペースになっている。
曲面を意識したつくり。


外観は、下半分はモザイクタイルが貼られていて、こんなシンクも設けられていた。


パステル調のカラフルな丸モザイクタイルもかわいい。


外遊びの場も設けられていて、今どきの遊具?はこんなおしゃれなんだ~と・・



「おはなしのいえ」の中。
波打つ壁面。



子どもの絵本スペース。


更にエスカレーターで3階へ。



階ごとに、この吹き抜けの壁面の色やデザインが違っているのもカラフルでいいな。


4階は、アート系のライブラリーがあり、



大ホールもあって、この日は市民の合唱のコンサートが行われていた。



4階は赤い絨毯が印象的で、ホールの壁面は、グリーンのモザイクタイルで彩られており、まるでクリスマスカラー。





各階にあるベンチなどの家具は、家具デザイナー藤森泰司氏デザインのもので、天然木を割いて集成した地層のような模様のあるLSL材という素材が用いられている。


大きな円形のベンチは、少しずつデザインが違っていて楽しい。


4階は、カーテンで仕切ることのできるスペースもあり、
こちらのカーテンはテキスタイルデザイナー安東陽子氏によるもの。


4階から5階、赤から緑の階へ。








5、6階は、メイン図書館がある。
天井には、大小の円形の間接照明が浮かんでる。


こちらのベンチは、素材の積層状態がよく見えるな。






書架の間には、こんな箱型のベンチなども備え付けられていて、


中には、椅子とテーブルがついているものもあって、小さな子供にぴったりサイズ。
良い空間。


こんなソファ席もくつろげそう。



ヤノベケンジ氏の「シップス・キャット」
館内のアートやインテリアには、
茨木市出身のアーティストやデザイナーが多く採用されているようだ。



バルコニーには、こんな長い木製のベンチがあったり。


ゆったりとした一人掛けの椅子があったり、それぞれ自分好みの居場所を見つけることができそう。
写真には人は極力入らないようにしたが、各階、勉強してる学生など利用者も多く、とても賑わってた。




こちらの書架の上部にも大ホールと同じくグリーンのモザイクタイルが使われてる。


メイン図書館を6階から見下ろす。


そして最上階の7階へ


7階天井には、天蓋がつけられて、その真ん中には天窓があり、そこを開けることで、1階から7階までの自然換気が行われるとのこと。


天蓋。

7階には、屋上広場や会議室の他、プラネタリウムもあった。

建物には各階にライブラリーが点在していて、小さな子どもたちの遊び場から、学生の自習スペース、お年寄りの居場所など、老若男女が入り混じり、生き生きと活用されていた建物、近くの茨木市民をうらやましく思った。



























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