タイルを愛でた後は建物見学も。
ジェームス邸は昭和9年に英国人貿易商、アーネストウィリアムジェームスの住居として建てられ、戦後は三洋電機の創業者、井植氏が所有。
その後迎賓館などとして使用されてきた。
2012年に神戸市有形文化財に指定され、レストラン兼ウェディング施設に
活用されている。
そういえば前回講座で訪れたのは、ちょうどそのオープン初日だった。
その当時は写真掲載禁止だったため、今回は思う存分写真撮影してみた。
車寄せから玄関へ。
車寄せの照明。
玄関ホール手前の面格子のシルエットが優雅。
階段ホール
ステンドグラスが入った階段の三連アーチ窓
両端はブドウと蔓をモチーフにしたデザイン
真ん中は花をつけた植物が左右対称にデザインされているよう。
階段ホールにぶら下がる照明はとても大きくて、ガラスのシェードの中には
蝋燭を模した明かりが並んでた。
1階のリビング。
天井の装飾やステンドグラスが入ったベイウィンドウ、
暖炉が立派。
暖炉は大理石と内側はタイル、そして木製の柱に囲まれ、繊細な彫り物も見られる。
中に置かれてた衝立も細かく編みこまれた素敵なものだった。
リビングは、待合として使われているので、ソファに座ってゆったりと
くつろぐことができる。
床は寄木貼り、換気口のグリルも。
リビングの隣にはダイニングがあり、美しくテーブルセッティングされていた。
石造りの暖炉の装飾。
芝生広場から
庭の噴水もタイル貼り。
放射状に貼られたタイルは石のような模様のあるモザイク。
中央のイルカの吐水口もヨーロッパで見るような面白い形。
元プールだった施設も一部残されていて、コース番号がうっすら読み取れる。
モザイクタイルが貼られたプールサイド。
見学の後はランチを。
前菜
肉か魚のメイン。
ローストビーフにした。
デザート。パンと食後の飲み物も。
食事も見学も満喫できた。
レストラン兼ウェディング施設なので、土日はなかなか予約は取れず、
平日のランチが料金も少しお安く狙い目。