扉と同じく、ドアノブもそれぞれのドアに合わせた特注品のごとく多彩。
特にブリュッセルならではのアール・ヌーヴォーの曲線が美しいものも多数見つけた。
中にはドアノブと郵便受け、扉の面格子が一続きの一体型になっているものなど・・デザイナー(建築家?)の細部にまで行き届くこだわりの演出に「おおっ!」とうなることもしばしば。
建物全体だけでなく、建物に施される装飾、扉、ドアノブと
1軒の邸宅の中にも見るべきものは無限にあって、、それが連続してやってくる楽しさ・・
こんなに面白くて楽しいことはないよなあ・・と思いつつ巡りに巡った。
1日目にして、完全に自分のキャパオーバー。
その時その時の感動は、とりあえず写真に収めてきたので、これからじっくり味わう。
まだまだ自分の旅行は終わりそうにない。
扉の色を上から塗り重ね、年輪のようになっているところが、ちょこちょこはがれて下の色が見えている感じがまた良い。
これは、陶製。
この後、同じく陶製の違ったデザインのものをいくつか見つけた。
3日目に伺ったヘミクセムのタイル博物館でもこの陶製のドアノブの企画展が
行われる準備がされていたので、一時期流行ったもののようだ。
これは、ドアノブと郵便受けと、のぞき窓?が一体となったもののようだ。
扉の上部は、ステンドグラスの入った美しい扉。
扉に型板ガラスが入っていて、ドアノブがこのような形のモダンなものも。
おじさんの口からドアノブが出る。
人面や動物面が見つかると更にテンションも上がる。
小さ目のドアノブだけど、とても凝った細工。
こちらは、下の根本にライオンの顔。
ドラゴン?!
シンプルだけど、丸い部分にライオンの顔が見える。
上と同じ形のデザイン違い。
こんな感じの横型で、ポストと一体となったものもよく見かけた。
イルカ?!
この流れるような曲線と収まり具合は秀逸。
こういうタイプは初めて。
イルカ
接着面のデザインも抜かりなく。
おじさんが二人。
コンパクトにまとまったアール・ヌーヴォー。
ドアノブ&面格子一体型。
同じく一体型。
こちらは、ドアノブ&面格子&郵便受けも一体となり、
うねる植物と化していた。