蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

収穫祭´16  (bon)

2016-11-03 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

 八ヶ岳の裾野は、紅葉しているのか うっすらと赤く染まっていました。
 集合場所の茅野市山寺上のAコープ(市場)に、10月30日の午後、次々とメンバーが
集まり、まるで子供の頃、心待ちにした遠足のような 嬉しさいっぱいの再会でした。3泊
4日の食材を買い込んで、晩秋の景色広がる高原を一路 K邸に向かいました。ナナカマド、
ドウダンツツジなどの 真っ赤な色づきと 広葉樹の黄色が織りなす山道は、さながら
大収穫祭”へのプロローグとなって、そのまま 前夜祭へとつながるのでした。

晩秋の八ヶ岳               一路 K邸へ~
 

 

 10/30~11/2の大収穫祭の前夜祭は、女性軍 手づからのオードブルづくしを前に、シャン
パンで乾杯するや、場は一気に盛り上がるのでした。
 集まったメンバーは、全員5月の“喜寿の会”で楽しんだばかりで、中には、その後 7月に
も蓼科で、収穫祭準備では、つい3週間前に一緒に作業をした・・そんな仲間と思えない、
懐かしさと再会の喜びみたいなワクワクした雰囲気が充満し、年代もののワインに誘われた
弾む語らいと笑い声が絶えませんでした。 
 いつまでもこのままいたいけれど、前夜祭の後は、翌日の“芋煮ナベ”、“鮭のムニエル”
などの仕込みに取り掛かり、手際よく済ませて、1日目が終わりました。

           前夜祭で・・
            
 

  翌日は、いよいよ畑にカマドの設営、テント、テーブルの配置などの準備を済ませ、
みんなでサツマイモを掘り上げ、そしてサトイモを掘り上げました。
サツマイモは、霜よけのビニールシートが効いて、霜害はなく 上々の、しかしやや大きす
ぎるものも収穫できました。サトイモも豊作で、たくさんついた子芋を捥いだり、根っこを
切り落としたり、みんな童心に帰って懸命に取り組んでいたようでした。
 タマネギの苗の植え付けもありました。今回、1200本の苗を4人がかりで植えつけました。
前々回(9月)に蒔いたタマネギと合わせて、計1700本のタマネギと ニンニク500本の苗が、
これから厳しい冬を越し、来年の収穫を待つのです。 タマネギには、もみ殻を播き、ビニ
ール覆いをかけ 稲わらを置いて防寒対策も施しました。

サツマイモ堀り              わいわい言いながら・・
 


            


サトイモ掘りは、手間がかかる~     根っこの切り落とし   

 

 芋煮も煮えあがり、特製鮭ムニエルを前に、ビールで乾杯、八ヶ岳に見守られながらの
野外ステージ(食卓テーブル)は、熟年にもかかわらず、沸き立つエネルギーと歓喜のこだ
まが、一面に広がっていました。 あの多感な青春時代をわずか3年、同じ学び舎で過ごし
ただけのつながりにすぎない・・そして、あれから60年になろうというのに。不思議ですね。

芋煮ナベ                    カンパ~イ!
 

 

            八ヶ岳に抱かれて バンザ~イ!
             

 

 日が落ちる頃、K邸のパティオでは、たき火とバーベキュー。
夜空に向けたシャンペンの弾ける音で、パーティーのスタートとなりました。メンバーの
機転で、ハローウイングッズが持参され、アミダクジに従ってめいめいが仮装してまさしく
31日のサプライズ・ハローウインパーティーとなりました。もう車に乗ることもないため、
アルコールも好きに飲め、またしても話に盛り上がり、標高1300mの K邸の森は、かなり寒
いはずなのに、たき火を囲み楽しみを共有していました。 たき火を前に、寮歌をはじめ
懐かしい歌謡曲などを声を張り上げてうたい、ひと時 高校時代、体育祭の後の“ファイア
ーストーム”にタイムスリップするのでした。 今年の課題曲「そっとお休み」も無事上手
にこなし、燃え残る火を囲み「今日の日はさようなら」でお開きとなりました。

ハロウインパーティーカンパ~イ     楽しさが続く・・(白いマスクは誰でしょう?)
  

 

 翌日は、ゴルフの予定でしたが、朝方は雨模様で、そちらはキャンセルして、しばし、蓼科
農園のこれまでの写真集「蓼科の集い」や、若かりし頃の写真などに花が咲き、お昼を作って、
原村ペンションヴィレッジにドライブして「八ヶ岳自然文化公園」近くの親水庭園で、少し
寒かったですがお昼を済ませて、心を残しながら 三々五々サヨナラとなりました。

親水庭園にて・・                  白樺林をバックに
 
          

 
 楽しかった、今年の大収穫祭の余韻に浸りながら、今年も来月の「畑じまい」を残すのみ
となりました。 みなさ~ん、ありがとうございました!

 



 お待たせしました。オートスライドをお楽しみください。(6分20秒)

             





コメント (6)
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