蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ビタミンM  (bon)

2018-01-20 | 日々雑感、散策、旅行

         今日20日は二十四節気の「大寒」です。一年で最も寒い日とされています。
      予報では、来週月曜日
22日は、“これまでにない寒さ”だそうです。しかし、
      来月4日は「立春」で、草木はもう春の動きに入る頃になるのですね。

 先ごろ、たまたまNHK番組「ガッテン」を見ましたら、“ビタミンM”をやっていました。 

 ビタミンMとは初めて耳にしましたが、ビタミンI(愛)などのシャレでなく、れっきと
したビタミンB群の一つなのだそうです。すぐにタネ明かしがあり、これは「葉酸」のこと
だとありました。

        葉酸
         (ウイキペディアより)

 葉酸・・と聞けば、聞いたことがあるような気がしますが、なんと!この葉酸が、認知症
予防に効果があるというのです。  これは朗報!

 認知症だけじゃなく、動脈硬化、骨粗しょう症などにも効果があるといっていました。

 番組ゲストの女性は、“妊娠中に医師から葉酸をとるよう指示があった。”などの発言も
ありましたが、葉酸は、DNA生合成に役割を果たし、細胞分裂の際の活発な血球合成を司っ
ている・・など難しい作用をしているようです。 赤ちゃんの発育に必要なんですね。

 聞きかじりの知識で、ネット調べなどから、私の理解の範囲で記事アップしていますので、
もとより専門的ではありませんのであくまでも ご参考・・ということでお願いします。

 番組では、アメリカなどの研究データから、『 葉酸を多くとる人は、あまりとっていない
人に比べて「アルツハイマー病の発症率が半分になった」「心筋梗塞の死亡リスクが40%
減った」というグラフ』が紹介されていました。
 また、埼玉県の坂戸市が、女子栄養大学と共同で行っている「さかど葉酸プロジェクト」
でも結果が出始めているというのです。

 余談ですが、埼玉県の坂戸市は、私が利用する沿線の割と近くですし、女子栄養大学には、
何年か前に同窓会で訪問して、特別注文の“高齢者向けランチ”を食したこともあり、とも
に随分身近であることに驚きました。

 葉酸は、血液中の悪玉物質(ホモシステイン)が活性酸素を出して、脳や骨、血管を害す
る活動を抑制する作用があるとのことで、坂戸市では、プロジェクトに参加した市民の葉酸
の摂取量をアップしたところ、このホモシステインの値が低下する効果が見られたそうです。

 ウイキペディアには、『ビタミンB群の一種。ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタ
ミン酸とも呼ばる。水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。』 『葉酸が不足す
るとDNA生合成に支障を来し、分裂の活発な血球合成に障害が起こり 赤血球障害や悪性貧血
などの症状を生じる。葉酸を触媒的に回復させるビタミンB12が欠乏しても同様の症状を生じ
る。』
 さらに、『葉酸の栄養所要量は、推定平均必要量が 200 μg、推奨量が 240 μg、上限量
が 1,000 μg(いずれも成人男女)とされている。ただし、妊娠期および授乳期にはさらに
推定平均必要量として +170 μg、+80 μgを、推奨量として +200 μg、+100 μg を付加す
る。また、妊娠を計画している、あるいは妊娠の可能性のある女性は、一日あたり 400μg 
の摂取が望ましいとされる』

 つまり、葉酸の毎日の摂取量は、推奨240㎍、妊婦は400㎍ということのようですが、坂戸
市の場合は、参加者全員400㎍を目標としているのです。
          

 で、この葉酸は、どのような食物に含まれているのかといえば、レバーや緑黄色野菜、
果物に多く含まれているとありました。 具体的には、ほうれん草、ブロッコリー、モロ
ヘイヤなどの葉物野菜、カボチャ、枝豆そして 納豆、豆腐、卵、レバーなど、果物では
イチゴ、キウイ、ミカン、アボカドなどだそうです。
 だいたい普通食べているものですね。しかし葉酸は、水溶性で空気の酸化などで減少し、
ほうれん草などをゆでてしまうと、葉酸は半減するそうです。 しかし、ほうれん草は
シュウ酸というのが含まれていて、食べると口内がキチキチするし、食べすぎると結石の
もとにもなるらしいので要注意とか。

       NHK番組「ガッテン」から
         (NHKオンラインより)

 また、葉酸が良いからと言って、サプリメントなども併用しようかなどとも、思いますが、
ネットには、がんなどにも効果がある場合もあるが、弊害となる場合もあるなどとあり、
専門家の指導が必要のようです。摂りすぎるのもよくないとありました。

 なお、大量の飲酒は葉酸の吸収および代謝を妨げる‥とありましたから、こちらもほど
ほどが良いようですね。

 ついでながら、“管理薬剤師.COM”(http://kanri.nkdesk.com/hifuka/eiyou15.php)
なるHPには、ビタミンについて詳しく記述されていました。
 知らないビタミンもたくさんありました。

ビタミン
 ├ 脂溶性ビタミン
 | ├ ビタミンA
 | ├ ビタミンD
 | ├ ビタミンE
 | ├ ビタミンF
 | └ ビタミンK
 |
 └ 水溶性ビタミン
   ├ ビタミンB1
   ├ ビタミンB2
   ├ ビタミンB6
   ├ ビタミンB12
   ├ ビタミンC
   ├ ビタミンM
   ├ ビタミンH
   ├ ビタミンP
   ├ ビタミンQ
   ├ ニコチン酸
   └ パントテン酸 

 

  

ビタミンボイス とも言われている今売れっ子の歌手。

 

 

 

コメント
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