蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

赤いブルームーン  (bon)

2018-01-30 | 日々雑感、散策、旅行

 今年も早や、1枚目のカレンダーが終ってしまいます。
 明日 1月31日は、晴れていれば“特別なお月さま”が見られるようです。

 今月は、1月2日と明日 31日の2回、満月があるのです。 2日の満月は、「スーパー
ムーン」で。ほぼ毎年ありますが、地球との距離が最も近い満月で、最も遠い満月と比較
すると、見た目の大きさが約14%大きく、明るさは約30%明るいお月さまでした。
 明日の満月も、これに続く大きさで「準スーパームーン」(森田正光気象予報士談)とも
いわれています。 そして、同じ月に2度満月があるのは、約3年に1度くらいの、わり
あい珍しい部類に入り、この2度目の満月を「ブルームーン」と呼ばれているのです。
 あの、ジンベースのカクテルに、「ブルームーン」というのがありますね。チョットうす
紫色で冷やっとして口当たりの良い・・。

     満月の大きさ比較(国立天文台HPより) 
                   
          

        (左がスーパームーン今年最大、右は今年最少の満月)

 

 さらに、明日のお月さまは「皆既月食」があるのです。 月が欠け始める部分食の
始まりは 20時48分、月が地球の影に完全に入ってしまう皆既食は 21時51分から1時間
17分続くそうです。
 前回の皆既月食は 2015年4月(当ブログ「今年も皆既月食」2015.4.3)で、この時は
皆既状態は 12分しかありませんでしたので、今回は観測のチャンスです。  といっても
寒いですから、防寒には十分注意が必要ですね。
 (今年は7月28日の明け方にも皆既月食があるそうです。)

    観測図  (国立天文台HPより)        
              

 

 で、皆既食状態の時、月は赤黒く見えますが、これは、地球の陰になっている月が、
地球の大気の影響で、青い光は散乱し、赤い光だけが通過し、レンズのような作用で月が
赤っぽく見えるのです。

 

    赤い月観測キャンペーン(国立天文台HPより)
         

 

 明日のお月さまは、“準スーパームーンで、ブルームーン、そして、赤い月となる
“スペシャルムーン”といえそうです。

 次回日本で「赤い ブルームーン」が見られるのは 2037年1月31だそうですから、今回
が見納めとなるかもしれませんね。

 

 当ブログに、「赤い月」2011.12.7、「赤い月2」2014.10.9、「スーパームーン」2014.
8.9が記事アップされていました。

 



 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする