もうこれで7年くらい続いているお正月の高尾山初詣は、今年も今日1月4日に行ってきました。
高校同級で毎年行っているのですが、元はといえば珍しい “シモバシラ” が出るというので、この寒い時期に
(初詣を兼ねて) 山頂から少し奥へ足を延ばすのです。
朝9時京王高尾山口の集合ですが、これまでよりも人の数が少ないように思われました。
山頂手前の “薬王院” にお参りするのがコースとなっていますが、今年は入場整理もなくスイスイ参道を
登ることが出来ました。 皆さんの出足が今年は遅かったようです。
お参りの直前、誰かが “薬王院は、神社なのか、お寺なのか?” なんて、思わぬ質問が出て、
“院というのだから当然お寺でしょう” “しかし、鳥居があるよ!” “あぁ、ほんと!”
お守りなどを売っている人に、思い切って・・ “この薬王院は、お寺ですか、神社ですか?” と尋ねてみた。
“ここは、お寺です。” “ですよね。しかし、鳥居があるのは?” “それはですね~・・・”
帰ってから、調べてみましたら、“真言宗智山派の関東三大本山のひとつである(関東三大本山の残り2つは
川崎大師と成田山新勝寺である)。 744年に聖武天皇の勅命により東国鎮護の祈願寺として、
行基菩薩により開山されたと伝えられている。 その際、本尊として薬師如来が安置されたことから薬王院と称する。
また、1375年に京都の醍醐寺から俊源大徳が入り、飯縄権現を守護神として奉ったことから
開山本尊:薬師如来、 中興本尊:飯縄権現 の2本尊が祀られているのです。
薬王院の中心となる本堂には、薬師如来と飯縄権現が祀られており、現在の堂宇は1901年(明治34年)に
建立されたものである。 そして、本社(権現堂)には、飯縄権現が祀られている。
で、この飯縄権現を祀る社殿は神社である。現在の社殿は1729年に建立され、その後改修されてきたが
江戸時代後期の代表的な神社建築である。”
本社前にて
あぁ、そうなんだ! 今まで、何気なく来ていたのに、こんなことを初めて知ったのでした。
山頂から見た富士山(今年) 昨年(スッキリと晴れて・・)
並んで見える 丹沢山系の端 大山(おおやま) 記念撮影
ところでシモバシラはどうだったの? ことしは、全くダメでした。
朝の気温も、キリットした冷え込みが感じられなかったのと、このところ雨が無かったからかもしれません。
やはり、かなり冷え込んでないと出ないのですね。
この “シモバシラ” というのは、秋ごろに花が咲く シソ科の多年草 で、これが枯れて髄から水分を吸い上げて
それが凍り、花が咲いたように見える珍しい “氷の花” なんですね。
今年は見ることができませんでしたので、昨年のシモバシラをここに貼り付けます。
(昨年の1/4のブログにアップしています。)
いつもとは、違った道を下山して、お正月のナマリがすっかり解消されて、おつりがくるほど歩いて、
ケーブル乗り場脇の名物 “天狗焼き” を20分も並んで買い求めて無事下山しました。
年中行事も、一つずつ過ぎて行き、今年も早いのだろうなぁ~。
山頂でmakの新しいi-padから聞こえてきた曲から・・
と、思っておりましたf(^_^;
bonさん、お元気そうでなによりです。
最近は、蓼科の畑と近くの市民農園など・・とうとう農作業の仲間入りの日々となりました。
コメントありがとうございました。
しかし良いハイキングができて楽しかったです。
少し余分に歩きましたが・・・
Nさんの黒豆美味しかったです!最高でした・・・
天狗焼の餡が黒豆?今まで知らなかったのにUさんのおかげではじめて知りました。
楽しい一日を過ごすことができました!
いつもお屠蘇気分で家で寝正月と決め込んでおりましたが、こんなに爽快な氣分に浸れるとは思いもしませんでした。現役離れた自由な高齢になったおかげでしょう。来年も是非とも正月登山にお誘いください。