Aは、八男一女の九番目の子である。親も、初めて子を授かった頃の感激はないだろう。つまり、またかという程度の想いでなかったか。そんなわけで田植えの頃(姉の云うには)の誕生がどうしたことか父の誕生日である9月27日となっている。車も通れない山間地では、役場まで行くには半日がかりである故、忙しさにかまけてその内にという感覚で遅れたのであろう。多少茶目っ気で自分の誕生日と同じくしたのかもしれない。明日はその誕生日である。還暦12歳ということになるが、まあ健康体に生んでくれた親に感謝し、、、
今では高速道路がを縦断しSパーキングエリアもある。当に隔世の感である。