真空管ラジオで育った者にとってよく体験したことの一つに、突然音が出なくなることがあった。そんな時、叩くと復活するのである。今考えるとまるで漫画である。
ところが、コンピューター時代の今日、我が家でその漫画が起こった。以前ブログにも記した壊れたプリンター(メーカーに相談して修理不能とのご託宣もの)処分しようと購入したばかりのインクなどと共に昨日整理していた。
その時、もしやと真空管時代の頭がよぎり、電源を繋いでみた。しばらくガチャガチャしていたが、なんと正常のランプがついたのである。早速映画会の案内をプリントする。
摩訶不思議、未だに狐に抓まれたよう様な気持ちである。