差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

敵機襲来

2021年07月17日 | うんちく・小ネタ

 ブドウ棚には毎夜、敵機ならぬコガネムシが襲来し葉を食い荒らし機銃掃射したかのように穴を開けるようになった。そこでブドウに養分を供給する大切な葉の被害を防ぐために、このところ早朝から敵機殲滅のための戦いをしている。朝からの殺傷は気分よくないが致し方ない。

 作業しながらこんなことを想いだした、、、「警戒警報、警戒警報、東部軍管区情報によると敵艦載機グラマン編隊数10機が鹿島灘を北上せり、、」というようなラジオ放送を耳にすると間もなくして上空高く編隊を組んだグラマンが飛んでくるのである。終戦間際の今頃では迎え撃つ飛行機も見られずなすがままに彼らは悠然と爆弾を投下する目的地(郡山方面)向かうのである。やがて数十キロ離れた郷里でも爆発の音が聞こえるのである。これは小学3年生の夏の今頃経験した記憶である。

 投弾し身軽になったグラマンは低空飛行で鉄道の施設などを機銃掃射ししていくのである。川前駅の汽車に給水するタンクなどよく狙われた。蔵の白壁なども狙われると言うことで炭を塗った家もあったことを記憶している。

 昨日は 10,324歩