街のグリーンベルトに生えていた赤松の大木、乱暴な剪定で樹勢が弱らないか心配していた。あまりにも伐り込んでしまったからである。案の定ついに枯死してしまい伐採されることとなる。
アップしたのはその切り株の様である。年輪を数えると80数輪、爺と大差ないようである。乱暴な扱いにより枯れてしまった赤松に悼む心で元気なときの姿を想い出すのである。
ところで、年輪を見ると南側の幅が広いので方位が分かるという。これは根を四方八方に延ばせるという環境のなかでの話ではないだろうか。というのはアップした年輪を見るとそうはなっていない。年輪の幅が詰まっているところは東南東である。むしろ北側の方に太い根を延ばしているので幅が広い。根の状態によって年輪の姿が大いに影響しているようだ。暫し観察しての爺の結論である。これ正論かな?