芽を出し茎(枝)葉を延し花をつける。これが草花の一般的な生え方であるが、葉の一枚も延すことなく花茎のみニョキニョキと伸ばし花をつける変わり者の彼岸花が、生け垣傍で咲き出したのでアップしてみた。
彼岸花の球根は、暗い地中でどのようにして花の季節を知るのであろうか。地中では日照時間変化は察知出来ないだろうから僅かばかりの温度の変化、虫たちの泣く音??、、、、だろうか。摩訶不思議である。
ところで、昼間はどこに隠れているのであろうか虫たち、夕方になると一斉に鳴き秋の訪れを知らせるようになった。彼岸花といい虫たちの合唱といい季節は確実に進んでいる。