彼岸花に続いて庭のあちこちでイヌサフランが咲き出した。彼岸花と同様葉も無いところからニョキニョキと花茎を伸ばし開花するのである。花茎は彼岸花のようにしっかりとしてなく弱々しい。雨雨に晒されれば倒れ無残な姿になってしまうので穏やかな天候をきたいしたい。
ところで、イヌという有り難くないの名がつく植物が実に多い。イヌツゲ、イヌビワ、イヌシデ、、、etc.と、それらは人様にあまり役立たないものが多いようだ。一方本家のサフランは、その雌しべを乾燥させて香辛料になるという。
こんなに綺麗に咲くのに気の毒なことである。