ブドウの収穫も終わりに近づいてきた。だが、そうした中でいつまで経っても熟さない房がある。
熟すると粒が淡い色の青で透き通るようになり柔らかく糖度もますのだが、アップしたのは実も堅く青々としている房である。こうした房は葉が散ってもかわらない怠け者(表現が不適切、十分に栄養が行き届かない犠牲者なのだ)である。
その原因は、鈴なりのようになった初夏に摘果することなくすべて生らせようとするからである。そのことが分かっていても勿体ない心がわいてきて出来ない。青い房を見ては、毎年反省する爺なのである。
葡萄農園の見事なブドウたちは、摘果作業の成果とでも言うべきか、、、、。