街の公園の一角に、秋の七草の一つススキが初秋の風情を醸し出しているのでアップしてみた。
このススキを見て思い浮かぶのは郷里の茅場(茅葺き屋根だったこともあって専用の茅場を持っていたである)の光景である。今頃は、広い茅場全体がススキの穂で銀世界となる。やがて霜の降りる晩秋の頃になると、この茅(ススキ)を刈りするのであるが、、。
茅場は、丈夫なススキを萌えさせるために毎年焼き払われる。それが、子ども達にとっては楽しみの一つであった。一面炎の広がり燃えさかる光景を興奮を持って眺めたものである。今でも野焼きしているのであろうか。